- 日下部
- 草壁
- 日下
- 草深
- 草川
[名字] 日下部
- [読み] くさかべ,くさべ,じつかべ,ひかべ,ひさかべ,ひしべ
- [全国順位] 929位
- [全国人数] およそ20,800人
- [解説] 仁徳天皇の王子のためにもうけられた御名代部より発し、のち大いに広まって全国に及ぶ。古代日下部の職名から起こり、多くは日下部の部民の末、開化帝子孫の現兵庫県の日本海側である但馬日下部氏が最も有名である。語源は、「くさか」は「日の下の草香」の枕詞からくるが、「日の下に生い茂っている草地」の意味から地名になり、居住部族の部名になったとされる。「日下」を「くさか」と呼ぶのは間接表現である。地名としても全国に存在する。
[名字] 草壁
- [読み] くさかべ
- [全国順位] 8,306位
- [全国人数] およそ1,000人
- [解説] 日下部と起源をともにする。草壁連、草壁宿禰などの子孫。現福岡県南部である筑後草壁氏は高良神社祠官。語源は、「くさか」は「日の下の草香」の枕詞からくるが、「日の下に生い茂っている草地」の意味から地名になり、居住部族の部名になったとされる。地名としても全国に存在する。
[名字] 日下
- [読み] くさか,にちか,にちした,にっか,ひしも,ひした,ひのした,ひもと,ひか,ひかげ,ひげ
- [全国順位] 764位
- [全国人数] およそ26,800人
- [解説] 日下連、日下宿禰、日下部氏(古代日下部の職名から起こり、多くはその部民の末。草壁ともいう)、安倍氏(祖先は第八代孝元天皇の孫)などにもみられる。徳島藩の士族にみられる。「下」は上や中に対し、低いところやふもとを表す。
[名字] 草深
- [読み] くさふか,くさぶか,くさみ,そうしん,そうみ
- [全国順位] 5,718位
- [全国人数] およそ1,800人
- [解説] 現三重県である伊勢国安濃郡の有名氏族、日下部氏(古代日下部の職名から起こり、多くはその部民の末。草壁ともいう)。中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏(藤原氏)。藤原南家工藤氏流草生氏族説も有り。
[名字] 草川
- [読み] くさかわ,くさがわ
- [全国順位] 4,014位
- [全国人数] およそ3,100人
- [解説] 現三重県である伊勢国が発祥とされる。現奈良県である大和、現三重県である伊勢地方の有名氏族、広瀬藩、津和野藩、三春藩、高取藩、現長野県である信濃等にもみられた。現在、三重県や大阪府などにみられる。