知識・経験不足を補ってくれる信頼できる存在?
AIは親友か? 若者が求める信頼と感情共有
電通の最新調査によると、10代・20代の若者は対話型AIを「親友」や「母親」と同等、あるいはそれ以上に感情を共有できる存在として認識している傾向が明らかになりました。調査対象のうち、対話型AIに感情を共有できると答えた人は全体で64.9%にのぼり、「親友」(64.6%)や「母」(62.7%)とほぼ同水準です。特に20代(74.5%)、10代(72.6%)でこの傾向が顕著で、若年層ほどAIに対して心を開きやすいことが示されています。
若者がAIに求めるものとしては、
- 「自分が知らないことを教えてほしい」(46.6%)
- 「アイデアを出してほしい」(42.8%)
- 「心の支えになってほしい」「話し相手になってほしい」など情緒的な価値(10代で特に高い)
といった回答が多く、実用的な役割に加え、心の拠り所や話し相手としての側面も強く求められています。
また、AIに愛着を感じている人は67.6%、20代では約4割(39.8%)がAIに独自の名前をつけて親しんでいるというデータもあり、AIを「メンター」「カウンセラー」「寄り添ってくれる存在」「否定しない存在」として受け止めていることが自由回答からも読み取れます。
信頼度も高く、全体で86.0%、10代・20代ではさらに高い傾向が見られます。
一方で、AIは感情を持たないため、本当の意味での「人間関係」や相互的な感情の共有は成立しないという指摘もあり、あくまで「それらしい受け答えをするシステム」であることを大人が理解させる必要があるとされています。
要するに、若者にとってAIは「第3の仲間」として、信頼や感情の共有、癒やしや承認を求める対象となりつつあることが、今回の調査で浮き彫りとなりました。
概要
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