2025年12月16日 ローマ字表記「ヘボン式」基本に、22日告示へ 70年ぶりの改定
この記事は、政府がローマ字表記のルールを約70年ぶりに改定し、現在広く使われている「ヘボン式」表記を基本とする方針を正式に決定したという内容です。
要約
- 政府は2025年12月16日の閣議で、ローマ字表記法に関する新たな内閣告示を22日に行うことを決めた。これにより、1954年制定の現行告示(訓令式を基本とする)を廃止し、ヘボン式を公式ルールとして採用する。
主な変更点
- 「し」は「shi」、「つ」は「tsu」、「じ」は「ji」、「しゃ」は「sha」、「じゃ」は「ja」。
- 「ん」は「n」で表し、「あんまん」は「anman」。
- 促音(小さい「っ」)は子音を重ね、「鉄板」は「teppan」。
- 長音は「マクロン(¯)」を付けるか母音を重ね、「オオカミ」は「ōkami」または「ookami」となる。
- 母音を重ねる場合は現代仮名遣いに従い、「東北」は「Touhoku」、「大道具」は「oodougu」。
運用上の配慮
- 「Shimbashi」「matcha」「judo」など既に定着している表記や団体名は、すぐに変更を求めない。
- 個人名・団体名も、当事者の意向を尊重する。
この改定で、国際的に通用しやすいヘボン式が正式基準となり、書類や標識などの表記統一が進む一方、長音や既存表記との整合性に課題が残ると指摘されています。
当たり前だろうという感想しか思いつかない。訓令式なんて誰も使っていない。ヘボン式が普及している
一般生活の中では、道路標識、パスポート、企業名、都市名など、ほぼすべてヘボン式が既に標準になっているのが実態です。訓令式は学校教育や公文書の正式基準として長く残っていただけで、実務では完全に形骸化していました。
今回の変更は「追認」に近く、実態に制度がようやく追いついた形です。ただ、長音の扱いや、既存表記をどこまで修正するかは、教育現場や自治体標識で少し混乱が出るかもしれません。
