日本だけが特殊。無駄な延命をしないのが普通。寝たきりや要介護状態で「死ねなくて」患者本人は幸せか?

年金や健康保険でメタボになった日本

2014年2月21日

「老人が死なないんだよね」

寿命を全うすべき老人が、医療の力で生きながらえ、膨大な医療費を浪費している。回復する可能性がなくても、医療関係者はあらゆる手を尽くして死なせない。医療機関は健康保険のおかげで取りっぱぐれぐれがないから、高額な延命治療を施す。このことが多大な財政負担を国家に強いる。

健康保険制度が医療制度を捻じ曲げ、意味のない高齢化社会を作り出す一因となっている。

老人ホームや介護施設がいらないフィリピン

一方、フィリピンでは、健保の制度はあるもののその恩恵は少額で、限られた人々のものだ。だから老人が大病を患うと、その家族が賄うことができる範囲の治療しか施すことができない。病院も、支払いの保証がないかぎり治療を行なわない。行き過ぎた延命治療はありようがないし、あったとしても一部のお金持ちのセンチメンタルでしかない。老人は不治の病を患うと、家族が見守る中、すみやかに神の元に旅立つのだ。

日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」
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