2015年9月20日日曜日
一回目のトレードで損が出ると、私たちは「頭の中が雑音でいっぱい」になり、早急に損を取り戻そうとして次のトレード機会を見つけることに必死になってしまいます。正に、スティーンバーガー氏が言うように、マーケットを懸命に追っている状態です。
感情的になってマーケットを追っても好結果を得ることはできません。冷静さを失った、熱くなった頭では適切な判断ができませんから、いたずらに損を重ねることになってしまいます。つまらないトレードに手を出すことはありません。
重要なことは、スティーンバーガー氏が言うように、「マーケットが私たちの方へ来るのを待つこと」です。言い換えると、自分の得意なパターン、自分の好きなパターンが現れるまでは動かないことです。
感情的なトレード、気まぐれなトレード、行きあたりばったりなトレードをする前に、次の5つの質問を検討してみましょう。
- このトレードを思いついたのは、いつだったでしょうか?
- 明確なトレード計画はありますか?どこで買い、どこで利食い、どこで損切るかがわかっていますか?
- テクニカル指標はどんな位置にありますか? ストキャスティクスやMACDからは、どんなシグナルが発せられていますか?
- このトレードには、どの程度の資金を割り当てるつもりですか?割り当て金額は適切ですか?
- 今までを振り返って、突然思いついたトレードをして、あなたは利益を上げていますか?それとも、突然思いついたトレードでは損をすることの方が多いですか?