国が勝手に始めた戦争。
国民は巻き込まれただけ。理不尽。
諦めモードの日常生活が共感されるのではないか。
2017年8月22日 fkd***** さん
あたたかく優しい映画
20代女性です。まず一言。観て良かった!!中盤からずっと涙止まらなくなって、上映後もしばらく余韻に浸っていました。戦争がテーマの映画といえばただただ悲しいだけ(語弊があればすみません)のイメージでしたが、この映画は悲しいだけではなく戦時中の生き方、楽しみを描いていてなんだかほっこりしました。くすりとしたり胸がどきどきする場面もあり、本当にあたたかく優しい映画です。のんさんの声もよかったです!観て良かったと心から言えます。
2017年8月22日 kaz***** さん
反戦でも戦意高揚でも恐怖でもなく日常描写
昭和10年(1935年)から20年頃までの、呉の日常を切り取った秀逸なドキュメンタリー。呉は広島市から直線距離で約20キロほど離れた軍港。B29の空襲や、P51による機銃掃射による民衆の暮らしの破壊、恐怖がよく伝わってくる。その中には命の大切さや、戦争への恐怖や疲弊や賛美など、当時の人々の葛藤もよく描かれている。本編を見るにあたり、広島弁の事前学習も必要だが、次の地名の位置関係を知っておくとよい。呉、呉の灰ケ峰(はいがみね)、広島市の草津、江波(えば)、古江(ふるえ)、原爆ドームの位置と被曝範囲を知っておくとストーリーの緊迫性などがわかりやすい。また、ところどころイラストが絵画風になったりペン画風になるのがとても美しい。見る年代や生活経験によって受ける印象は様々でしょう。小学生にもオススメの戦争実態アニメーションである。