米国人が中国に依存する製品トップ10、3位「傘」、1位は?―中国メディア
- 中国メディア「快科技」が2024年の米国人が中国から輸入に大きく依存している製品トップ10を紹介しています。元記事は米ニューヨーク・タイムズによるものです。
トップ10製品と依存度
- ベビーカー 依存度:97% 輸入額:3億8000万ドル(約543億円)
- 人工植物 依存度:96% 輸入額:9億9100万ドル(約1417億円)
- 傘 依存度:96% 輸入額:4億9100万ドル(約702億円)
- ファイリングキャビネット
- 魔法瓶
- 花火
- 児童向け絵本
- ポータブル照明
- くし
- トラベルキット
(4位以降の個別依存度や金額は記事に記載なし)
追加情報
- 米国のシャワーヘッドブランド「Afina」の創業者が、「米国製なら高くても買う」と言う声が多い中、実際に中国製(129ドル)と米国製(239ドル)を同じページで販売したところ、2万5650人中584人が中国製を購入し、米国製を買った人はゼロだったというエピソードも紹介されています。
ポイント
- 米国人は日用品から雑貨まで幅広く中国製品に依存している。
- 「米国製なら高くても買う」との声はあるが、実際の購買行動は価格重視。
- 輸入依存度の高い製品は、ベビーカー、人工植物、傘など意外なものが多い。
- 『わかりあえないイギリス 反エリートの現代政治』(岩波新書、著:若松邦弘)は、現代イギリス社会における「反エリート」感情と、それがもたらす政治的分断について論じた書籍です。2025年5月に岩波書店から刊行されました。
主な内容とテーマ
- 本書は、「傲慢なエリートは私たち普通の人々の苦しみを分かっていない」という認識が、イギリス社会でどのように広がり、政治的な分断を生み出しているかを考察しています。
- 緊縮財政や都市と地方の格差、中央政府の財政規律、マイノリティのアイデンティティといった争点が、従来の「左右対立」では説明しきれない新たな分断を生み出している現状を分析しています。
- イギリスは議院内閣制のモデル国とされてきましたが、近年の混乱は日本を含む他国にとっても「他人事ではない」と指摘しています。
特徴
- 既存のイデオロギー対立(保守vs.革新、右vs.左)では捉えきれない、現代イギリスの「わかりあえなさ」や複雑な社会的分断に焦点を当てています。
- グローバル化やアイデンティティ政治、エリート批判といった現代的なテーマを、イギリス政治の実例から読み解きます。
おすすめポイント
- イギリスの現代政治を、単なる「保守vs.労働」ではなく、階層・地域・アイデンティティの分断という観点から理解したい方におすすめです。
- ブレグジット以降のイギリス社会の混乱や、「反エリート」感情の背景を知りたい人に適しています。