空気がない月面で星条旗がはためくのは何故か?月面着陸後、50年以上も月に行っていないのは何故か?

アポロ13 Apollo 13

空気がない月面で星条旗がはためくのは何故か?

chatgpt

いい質問です!
アメリカのアポロ計画で月面に立てられた星条旗が「はためいている」ように見えるのは、実は風のせいではありません。月にはほとんど大気がないので、風は吹きません。でも写真や映像で旗がピンと立っていたり、しわが寄っていて「はためいている」ように見えるのには理由があります。

ポイントはこれです:

旗にフレーム(横棒)がついている

月では重力が小さいし空気もないので、地球のように旗が自然に垂れ下がると見栄えしません。だから旗の上辺に水平のバー(フレーム)をつけて、広げていたんです。

設置時の動きがそのまま残る

空気抵抗がないので、旗を立てるときの振動や動きがすぐに減衰せずにしばらく残ります。だから旗を立てた直後に映像を見ると、旗が揺れているように見えるんです。

しわが「はためいている」ように見える

ピンと張っても旗自体がしわくちゃなので、光の当たり方で動いていなくてもはためいているような錯覚を起こします。

なので、あの映像や写真は「風でなびいている」わけではなく、人間が設置した時の動き+旗の構造によるものなんですね。

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月面着陸後、50年以上も月に行っていないのは何故か?

chatgpt

良い質問です。
人類が最後に月に行ったのは1972年のアポロ17号。そこから50年以上行っていない理由は、一つじゃなくて複数の要因が絡んでいます。わかりやすくまとめると、こんな感じです:

1. 政治的な目的の達成

アポロ計画は冷戦時代、アメリカとソ連の宇宙開発競争(宇宙レース)の一環でした。
1969年にアポロ11号が月面着陸したことで、「アメリカが勝った」という象徴的な勝利を得たため、その後の熱が冷めました。

2. 莫大なコスト

アポロ計画には当時のお金で約250億ドル(現在の価値にすると数千億ドル以上)が使われました。
それに比べて、科学的なリターンはあったものの、「費用対効果が低い」との批判が増えたんです。

3. 技術よりも優先順位の問題

技術的には行けるけど、「やる必要があるのか?」という議論が続きました。
その間にスペースシャトル計画や国際宇宙ステーション(ISS)など、より実用的で国際協力型のプロジェクトにシフトしていったのも大きいです。

4. リスクと安全性

アポロ13号の事故をはじめ、宇宙飛行は常にリスクがつきもの。
「もう一度月へ行って、万が一失敗したら?」という懸念が重くのしかかりました。

5. 新しい動きはある

ただし!
ここ数年で状況は変わりつつあります。NASAの「アルテミス計画」や、スペースXなどの民間企業の参入で、月やその先の火星を目指す計画が現実味を帯びてきました。
2025〜26年にはアルテミス計画で再び有人月面着陸が予定されています。

ざっくり言えば「一度勝ったから」「コストが高いから」「他にやることがあったから」ですが、今は「新しい技術と民間の力で、再び行くタイミングが来た」という流れです。