玉三稲荷神社
伏見稲荷大社の桑名支部で、現在伏見
白蛇石について
2015年に本殿の祭壇裏より見つかった「白蛇石」は、二匹の白蛇が向かい合って巻き付いているように見える石で、現在は祖霊社にて展示されております。石が見つかった際には、木箱に入った状態で昭和22年11月16日の新聞紙に包まれており、蓋には関宿の河原にて拾ったものと記載されておりましたが、奉納された経緯は不明となっております。一般公開されておりますので、ご希望の方は社務所へお声掛けくださいませ。
中日新聞 掲載
神の使い?白蛇!?石発見
2016年(平成28年〕4月15日(金曜日)
1匹目の頭 左に巻いている
2匹目 右のほうにうねっている
2匹の白蛇が巻き付いているように見える
社務所横「祖霊舎」で展示へ
桑名市上野の玉三稲荷神社で、二匹の蛇が巻き付いているように見える不思議な模様の石が見つかった。化石なのか、それとも自然のいたずらか。参拝者らの間で話題になっている。(遠藤康訓)
石は平たくて、高さ12cm、幅が最大30cmほどの大きさ。黒っぽい地肌に、白蛇二匹が向かい合って巻き付いているような模様が付いている。
宮司の安藤哲夫さん(60)によると、昨年12月中旬、本殿を掃除していた妻の都世美さんが祭壇の裏から見つけた。
石はほこりだらけの箱の中にあり、1947(昭和22)年11月16日付の中部日本新聞(現中日新聞)に包まれていた。誰が届けたのかは不明だが、亀山市の関宿近くの河原で拾ったというメモがあった。
現在の本殿は44年に移転新築されており、当時の宮司で哲夫さんの祖父喜代一さん(故人)の時代に納められた可能性が高い。父隆二さん(87)は石について聞かされておらず、経緯は謎のままだ。
「見つけた後、本殿に飾っておいたら石だけが砂交じりの水でぬれていた。雨漏りはないし、そもそも降っていなかったのに」と都世美さんは不思議な体験を話す。それから社務所に移し、哲夫さんが朝晩、祈りをささげるようになった。
現在、保管用のケースを発注しており、出来上がり次第、社務所横の「祖霊舎」に展示する。哲夫さんは「70年もの間、静かに神社を守ってくれていた石。蛇か、竜か、それともほかの何かか、人によって見え方は違ってくるが、一緒に拝んで御利益を分かち合いあい」と語る。
不思園な模様の石か見つかった本殿=いずれも桑名市の玉三租荷神社で
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三重県桑名市矢田80