中国専用データセンター用チップの製品供給を目指すクアルコム

クアルコム、米国の輸出規制に準拠した中国専用データセンター用チップを設計へ

  • Qualcomm To Design China-Specific Data Center Chip In Compliance With US Export Curbs

米半導体大手のクアルコムは、生成AI向けプロセッサ市場で首位を走るエヌビディアに対抗するため、データセンター用チップ市場への本格参入を発表しました。

新たなデータセンター用ブランド「Dragonfly(ドラゴンフライ)」を立ち上げ、AIアクセラレータ、CPU、カスタムシリコン、接続用チップの4つの製品群を展開します。

同社は最大市場の一つである中国への製品供給を目指しており、米国の輸出規制を遵守した中国市場向けのカスタムAIアクセラレータを設計・開発していることを明らかにしました。

独自の「HBC(高帯域幅コンピューティング)」技術を採用し、従来のGPUとHBM(高帯域幅メモリ)の組み合わせに比べて1ワットあたりの帯域幅を6倍に高め、消費電力とコストの削減を実現します。

すでにマイクロソフトやメタ、中国のバイトダンス、サウジアラビアのAI企業Humainなどがクアルコム製チップの導入を決めています。

同社はデータセンター関連の売上高として、今会計年度に3億ドル、2027会計年度には50億ドルを見込んでおり、2029年までにデータセンター市場で5%以上のシェア獲得を目指しています。

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