イランの核問題やウクライナ戦争で、国連の紛争解決力の限界が明らかに

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悩ましい「国連都市」改修費 オーストリアから

ウィーンの国連都市の改修費について、建物はオーストリアの所有であり、もともとの建設費はオーストリアとウィーンが負担しました。国連機関は象徴的な年28セントの賃料を支払うだけです。改修費用は、これまで国連機関とオーストリアが半々で負担することに合意してきましたが、改修費用が上限を超えた場合の支払いについて合意に至っていません。国連側は経費節減を求めており、予算外の追加費用を出すのが難しい状況です。そのため、改修費の負担を巡ってホスト国と国連機関の間で協議が続いています。資金的には、イランの核問題やウクライナ戦争による国連の紛争解決力の限界が明らかになったことで、国連機関に多くの資金を出す加盟国が少ないことも影響しています。

 

 

本当の「頭のよさ」ってなんだろう?:勉強と人生に役立つ、一生使える ものの考え方
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「頭のよさ」とは脳の状態であり、目の前の問題を解決できる力、生きていく力、そして現実を変えていく力だと説いています。頭のよさは単なる知識の多さや賢さではなく、勉強や人生を豊かにし、一生使えるものの考え方やスキルを身につけることだとしています。

著者は、さまざまな身近なテーマを通じて、読者が「本当の頭のよさ」を磨くための方法を提示しており、この本は勉強だけでなく日常生活や人生のあらゆる局面で活かせる考え方の指南書となっています。

つまり「本当の頭のよさ」とは、問題解決能力や未来を楽しく創り出せる創造力、そして自分の人生や社会をよりよくしていく力を持つことを指していると言えます。

 

 

齋藤孝さんによると、本当の「頭のよさ」を具体的に磨くためのポイントには、次のような能力や考え方が挙げられます。

  1. 説明力:
    情報を相手に分かりやすく伝える力。これは「時間感覚(話すスピードや長さ)」、「要約力(重要なポイントを絞って伝える)」、「例示力(具体例でわかりやすく説明する)」の3つの要素で構成されます。説明力が高い人は会話が上手で、相手の時間や気持ちを尊重できるとされています。
  2. 問題解決能力:
    目の前の課題や困難に対して柔軟に考え、適切に対処できる実践的な力。
  3. 創造力・未来志向:
    ただ現状を理解するだけでなく、新しいアイデアを生み出したり、より良い未来を楽しく想像したり実現しようとする力。
  4. コミュニケーション能力:
    相手に迷惑をかけず、効果的に意思疎通できることも頭のよさの大事な側面です。
  5. 言葉の使い方の巧みさ(国語力):
    言葉を的確に使いこなすことで、思考力を高め、情報伝達や深い理解を促します。

これらは単なる知識や勉強だけでなく、日常生活や仕事、人生全般で役立つ力として著者は強調しています。つまり、頭のよさとは「相手や状況に応じて適切に考え、伝え、行動できる生きる力」といえるでしょう。

 

 

 

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