国指定史跡 久留倍(くるべ) 官衙(かんが) 遺跡

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遺跡のあらまし

更新日2017年 4月 1日

本市北部にある大矢知町の伊勢湾を望む丘陵の東先端部には、久留倍(くるべ)遺跡という弥生時代か ら室町時代にかけての遺跡があります。久留倍官衙遺跡は、この久留倍遺跡に含まれる遺跡です。

一般国道1号北勢バイパスの建設にともない、その事前調査によって確認 された奈良時代の役所跡の範囲が国指定史跡久留倍官衙遺跡となりました。

丘陵上部の平坦面では正殿(せいでん)・脇殿(わきでん)・八脚門(はっきゃくもん)などを備える 東を向く政庁(せいちょう役所の中心的な建物群)や、南を向き東西に長い大型の掘立柱建物群の遺 構が確認されました。また、丘陵東斜面には稲もみが貯えられていたと考えられる倉庫群も建てられて おり、区画溝で囲まれていることから、正倉院として築かれたものと考えられます。さらに、丘陵の北 東側の裾部には官衙関連施設と考えられる多くの建物も見つかるなど、次々と役所の建物が建てられて いたことがわかりました。

このような久留倍官衙遺跡は、壬申の乱や聖武天皇の東国行幸などの史実との関連も注目されており、 考古学のみならず古代史や万葉集研究にも一石を投じる重要な遺跡となりました。

久留倍官衙遺跡

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関連画像 聖武天皇の東国行幸

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関連画像 伊能大図彩色図

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問い合わせ番号10010-0000-2530

指定状況
名称 久留倍官衙遺跡
種別 史跡
所在地 四日市市大矢知町字久留倍 2267-8 番地外12 筆
面積 21,450.51 平方メートル
指定年月日 2006 年(平成18)7月28 日
所有者関係の概要 国土交通省・財務省・四日市市
管理団体 四日市市

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