イギリス王室のアンドリュー王子、スパイ容疑者の実業家はヤン・テンボ氏(別名クリス・ヤン)

Scandal

 

2025年10月18日 英王室のアンドリュー王子、ヨーク公爵など称号返上

プリンス・アンドリューは、ジェフリー・エプスタインに関するスキャンダルの影響を受け、2025年10月に「ヨーク公」などのすべての王族称号を放棄すると発表しました。王と兄のウィリアム皇太子と協議のうえ、王室や国への義務を優先するためとの理由で、自らの称号やガーター勲章の一員資格の使用をやめる決断をしました。なお、彼は引き続き「王子」の称号は保持しますが、公的な王族の役割からは完全に退き、ヨーク公の称号は使用しません。​

アンドリュー王子は2022年にジェフリー・エプスタイン被害者のバージニア・ギフリと性的虐待に関する民事訴訟で和解し、多額の示談金を支払いました。示談の具体的な金額は公表されていませんが、約1,200万ポンド(約1,600万ドル)と推測されています。彼はこれらの告発を強く否定していますが、エプスタインとの関係や疑惑は王室に重大な打撃を与え続けています。​

この決断は王室に対するプレッシャーが高まる中でなされ、エプスタイン関連のスキャンダルや新たに浮上した中国のスパイ疑惑なども影響しています。王のチャールズは王室イメージの維持と改革を急いでおり、ウィリアム皇太子も王室の近代化を進める意向を示しています。​

元妻のサラ・ファーガソンは「ヨーク公妃」の称号を失い、単に「サラ・ファーガソン」と呼ばれることになりますが、二人の娘は引き続き「王女」としての称号を持ちます。

 

 

公務引退中の王子の弱みにつけこむ形で近づいたスパイ

アンドリュー王子は、中国のスパイと疑われる男性実業家と親しい関係にあったことが報じられています。この中国人実業家は英政府によって国家安全保障上の理由でイギリスへの入国を禁止されており、王子はこの男性をビジネスアドバイザーとして起用し、バッキンガム宮殿やウィンザー城に招待した経緯があります。王子の誕生日パーティーにも招かれ、中国における投資先を探す代理としての役割も与えられていたとされています。情報公開された裁判で、この実業家が中国共産党の統一戦線工作部に所属しスパイ活動に関与していたことが認定されました。これによりイギリスの安全保障に対する重大な違反行為と批判が集中し、王子はその後この実業家との全ての連絡を断ち、関係を否定する声明を出しています。ただし、王子がこの人物の影響下にあったことは王室内外で問題視され、称号返上や公務制限といった事態にもつながっています。スパイ容疑者の実業家はヤン・テンボ氏(別名クリス・ヤン)と特定され、公務引退中の王子の弱みにつけこむ形で近づいたと報じられています。

 

 

2024年12月16日 アンドルー英王子、スパイ疑惑の中国人実業家との関係巡り批判再燃

アンドルー英王子(チャールズ国王の弟)は、親密な関係にあった中国人実業家が英国政府により「スパイ活動の疑い」で入国禁止処分を受けたことが明らかとなり、再び強い批判にさらされている。
その中国人実業家(通称「H6」)は、英国の著名人らと接触を図り、中国政府のために影響力ネットワークを築こうとしていたとされる。英国裁判所は政府の入国禁止決定を支持し、国家安全保障上の懸念を認めた。

デイリー・テレグラフは、英情報機関MI5が「中国からアンドルー王子へ資金が渡った可能性」を調査中と報道。タイムズは、王子が実業家をバッキンガム宮殿やウィンザー城に招いたと伝えている。またミラー紙によると、MI5の報告を受けたチャールズ国王は「非常に憤慨している」とされる。

アンドルー王子は13日、「全ての接触を断った」と声明で主張し、「公式なルートを通じて会っており、機密事項の話はしていない」と弁明した。
しかし、裁判所の文書ではこの中国人実業家が王子について「絶望的な状況にあり、何にでもすがるだろう」と語っていたことが記されている。

中国大使館はこの報道を「中国を中傷し、正常な協力関係を妨害するもの」と非難している。

アンドルー王子は以前、米富豪ジェフリー・エプスタイン被告との関係をめぐるスキャンダルで2019年から公務を退き、2022年には王室の称号や軍の名誉職も剥奪された。

 

 

なぜか話しかけたくなる人、ならない人

話しかけられる人とそうでない人の違いを具体的に解説したコミュニケーション術の書籍です。話しかけたくなる人には「穏やかさ」「聞き上手」「共感力」「肯定的な発言」「話題の豊富さ」「得意分野がある」「欠点を見せる」「ちょっとした変化を見せる」などの特徴があります。また、自分から積極的に話しかける姿勢が大切だとされています。これにより、出会いの数が増え、仕事や人間関係も好転します。

具体例としては、穏やかにゆっくり話すこと、相手の話をよく聞き深い相槌やリアクションをすること、自分の欠点も隠さず見せることで親しみやすさを作ることが挙げられています。話しかけやすい雰囲気は見た目や特別な才能よりも、日常のちょっとした言動や態度によって作られると説かれています。この本は誰でもすぐに実践できる方法を紹介しており、会話が苦手でも周囲から話しかけられる人になれるヒントがふんだんにあります。

 

 

 

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