イタリア人が使う調味料 塩・コショウ・オリーブ油・ワイン・酢 ・オレガノ、夏ならバジルなど

世界

 

2025年09月29日 イタリア人は1日1回しか料理をつくらない。調味料は最低限、みじん切りはしない

この記事は、イラストレーターのワダシノブさんが18年間のイタリア生活で体験した「料理を最小限にするイタリア流食文化」について紹介しています。日本の「1日3食を丁寧につくる」という常識が崩れるエピソードが描かれています。

イタリア流の特徴

調味料は最小限

  • 基本は塩・コショウ・オリーブ油・ワイン・酢+季節のハーブ程度。
  • 日本のように醤油やみりん、みそなど多種多様に揃えないため、出す・測る手間が省ける。

包丁を使わない

  • よく切れるテーブルナイフで大きめに切るだけ。みじん切りや薄切りの工程はない。
  • 野菜は輪切り・乱切り程度。調理のスピードが速い。

料理は基本1日1回

  • 朝食はコーヒーとパンやビスケットなど簡素(外で食べる人も多い)。
  • 昼食はパスタ+肉や魚+副菜を多めに用意。副菜は塩茹で野菜にオリーブ油をかける程度が定番。
  • 夕食は昼の残りで済ませる。足りなければチーズやパン、またはラスク風の「ビスコッタータ」と紅茶程度。

残り物のアレンジ

  • 昼につくった大量のパスタは翌日フリッタータにしたり、チーズを加えてオーブン焼きにするなど再利用。

日本との違い

  • 日本は「毎食違う料理を用意するべき」という思い込みが強く、調理工程や調味料も多いため、家事の負担が大きくなる。
  • イタリアでは「昼にひとつ頑張ってつくり、夜はゆるめ」とルールを決めることで、食生活がシンプルに保たれている。

ワダシノブさんは「夜ごはん=昼の残り」という生活に最初は驚いたものの、やがて「毎食違うものを用意しなければ」という発想自体が自分を縛っていたと気づいた、としています。

 

 

  • 小さな村のイタリアというBSの番組が好きでいつも見ていますが、本当に朝はカプチーノにビスケットを浸して食べるだけ、昼はトマトソースのパスタだけ。夜はパンと肉のソテーや煮込みとチーズ、またはピザ。時々サラダがある家もあります。栄養バランスがいいとは言えない献立です。東南アジアでも屋台文化なので朝や昼は屋台でおかゆや麺類を食べ、夜も日本でいう惣菜をお母さんが屋台で買って帰る。お母さんが働いているからこれが普通だそうです。朝から弁当作って仕事に行って帰ってから晩御飯を何品も作る、栄養バランスも考える日本のお母さんは本当に凄いと思います。
  • イタリアで暮らしてときはミラノだったので、結構外食で済ませてました。朝はカフェでカプチーノの甘いパン、昼はどこかでパスタとか定番でした。今はアメリカでほぼ自炊。外食高いし美味しくないので、結構煮物や焼き魚とみそ汁とかオムライスとか家で食べてる。その時のライフスタイルに合わせたら良いと思います。日本いると、とにかく調味料多くなるの分かります!でも日本ではうちは田舎暮らしなので、それこそオリーブオイル、塩、胡椒、スパイス、酒、みりん、醤油、味噌、米酢、梅酢くらい。ドレッシング、マヨやケチャップはあんまり使わず、必要なら手作りするくらいの余裕で、冷蔵庫は結構スカスカだったりします。イタリア行ってからあるもので精神を学びました笑
  • 洋食ってナイフとフォークですよね。食べるとき切るんです。だから包丁が要らない。日本はお箸の国ですから、肉も薄切りで売っています。薄切り肉自体が手に入らない国もあるそうですが、どちらかと言えば手に入る方が特殊なのかもしれません。あまり肉を食べる習慣がなかったからでしょうかね?箸に肉を合わせた気がしますね。しかし別にイタリア人持ち出さなくても、面倒なら料理作らなくてもいいと思いますけど。外食でも出来合いでも冷食でもなんでもありますよね。
  • 腰痛で長距離歩けなくなり退職して療養していた頃。外に買い物に行かなくても済むように業務用パスタ5kgと缶詰やレトルトのパスタソースをアマゾンで注文して「これで安心して引き籠れる」と思ったけど、毎回味変えても3食ぜんぶパスタは無理だった。1日で飽きてご飯と味噌汁に戻りました。おかずは納豆でもサバ缶でもメザシでもベーコンエッグでもボンカレーでもいいけど、立っているだけで苦痛なのに台所に立って料理しました。その後手術を受け再就職しましたが1年前のパスタまだ冷蔵庫に残ってます。早く処分したいけどパスタ見ただけで胸ヤケして今も食べられない。人によりけりじゃないですか?
  • 食の話好きなのでとても楽しく読みました。知らず知らずのうちにイタリア風もやっていて一食一食作りたい時もあれば同じものを食べて楽する時もあります。時には塩と柑橘や塩とオリーオイルのようなシンプルな味付けも最高ですね。
  • 小さな村の物語毎回楽しみに見ています。夜ご飯なんかも一品だったり、外食もよくしているみたいですよね。でも、地産地消(パンやソーセージやハムやチーズなど)な感じで保存料てんこ盛りじゃ無さそうだし好感が持てます。私もちゃんと作るのは夕ご飯のみです。朝やお昼は残り物などで済ませるので作りませーん。
  • でもBSの「小さな村の物語 イタリア」を見てると、なんだかんだちゃんと料理してるなあと思いますけど。田舎だからなのかな。友達が以前駐在帯同でNYの高級寄りのアパートに住んでいたとき、ご近所さんのイタリア系と中国系の人は料理するそうだけど、ホワイトアングロサクソンのお向かいさんはほぼ毎日デリバリー取ってるって言ってました。まあ食事や料理は文化の影響が大きいですから、それぞれ良きように、で良いと思います。イタリア人とSkypeしたことあるけど、会話の広げ方が上手くて楽しかったことは今でも覚えてる。でも私は食べることが好きなので、料理はイタリアの真似はしたくない。今日もデミグラスハンバーグをソースから手作りしたし、添えたフライドポテトも皮を剥いて水に浸けてから下茹でして水気を拭いて揚げました。ポテトだけでも美味しくて3個分全部食べてしまったくらい。以前スパゲッティを作ったというミュージシャンのインスタに「オレガノなんて使うとはプロ並ですね」とファンのコメントがあったけど、オレガノを特別なものと思ってる人には、何をやっても頑張ってるように見えてしまうのでしょう。頑張るとか完璧主義とかじゃなくて、美味しいものを口にしたいと思えば自然と調味料やスパイスは揃えるし、切れ味の良い包丁で下処理から丁寧にしたくなるもの。
  • ヨーロッパの人はイタリアに限らず皆結構食事は簡単なものしか作らないらしい。夕食でもパンとチーズとワインだけとか、全然火を使わないで済ませる。子供の頃からそうやって育っているので、家庭の食事に元々期待していないというか、お腹が膨れたら良い、という程度にしか思って無いもよう。でも聞いてると圧倒的に野菜の摂取量が少ないのに、健康面では問題無いのかな?日本女性と付き合って食事を作ってもらったりしたら、すごい!と感心して胃袋掴まれて結婚に至る、という事もわかる気がするね。私の友人の娘さんも日本へ留学で来ていた欧州出身の男性と結婚したが、すっかり日本人妻の毎日作る食にハマり、今では母国に帰った時の実家での食事ではどうにも満たされないようで、カレーやハンバーグ、豚肉の生姜焼きが恋しくてたまらないそうだ。一旦美味しいものを知ってしまうと、知る前には戻れないだろう。
  • ウチの場合、朝はトーストとコーヒー(ペットボトルの)と目玉焼きぐらい、夕飯の残りは翌日のお弁当になるから大して変わらないっちゃ変わらないw でも夕飯は割とガッツリ作るな、因みに今日はイナダの刺身と豚生姜焼きと茄子とアブラゲの揚げ浸しと味噌汁、どれも大して凝ったもんでもなく調理は1時間ぐらい。慣れたら何でもない。

 

 

いいかげんなイタリア生活 – イタリア在住15年の私が見つけた頑張りすぎない生き方 –
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イタリア人パートナーとの結婚をきっかけにイタリアに移住して15年、イタリアの文化や人々の「いいかげん」な生き方を漫画と文章で描いています。過剰に頑張りすぎず、心が軽くなるような生活の工夫やイタリアでの暮らしのエッセンスが詰まっています。

内容には、イタリア式の子育て、食文化、バカンスの過ごし方、そしてイタリア人の「今を生きる」姿勢などが挙げられ、イタリアのゆるやかな暮らしぶりから学べるヒントが満載です。著者は自身の体験と気づきを織り交ぜながら、頑張りすぎない生き方の魅力を伝えています。

 

 

 

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