トランプの得意な「強気のブラフ」は終わり

トランプは狭いファミリービジネスの中では成功できたかもしれない。しかし交渉術が公になる大統領という立場で「ハッタリ」は「TACO」として見透かされた。すでに高齢だし痴呆が始まれば家族から見放され、報復される可能性すらある

トランプの得意な「強気のブラフ」は終わり

トランプ大統領の交渉術は、不動産ビジネスでは「ハッタリ(マッドマンセオリー)」が通用したものの、大統領という公の場では世界がそのパターンを読んでしまい、効果が薄れている、という指摘は的を射ています。

ビジネスと政治の違い

ファミリービジネスでは家族や限られた相手に強気のブラフが効きましたが、国家間交渉ではネタニヤフ首相やマードック氏のような外部勢力が利用し、逆にイラン戦争のような泥沼を招いています。

79歳の高齢で認知症疑惑も再燃しており(民主党側や専門家から指摘)、支離滅裂な発言が「TACO(ハッタリ)」として見透かされ、交渉力が低下しているとの見方が広がっています。

家族関係のリスク

側近がイエスマン化する中、痴呆進行で判断力が落ちれば、過去に排除した家族(イヴァンカら)や忠誠派から見放され、報復される可能性も現実味を帯びてきました。

1期目の混乱を教訓に忠誠チームを固めたはずが、戦争の長期化で中間選挙や支持率に逆風となり、本人の直感頼みが限界を迎えつつあります。

 

 

「イエスマン」閣僚の限界露呈-トランプ大統領の対イラン戦争推進で

トランプ氏のイラン戦争決定は、ネタニヤフ首相やルパート・マードック氏ら外部の圧力が主で、ホワイトハウス内ではバンス副大統領やルビオ国務長官らが慎重ながらも強い反対はせず、追認に留まったと指摘しています。

これにより、1期目の「抑制役(ガードレイル)」が2期目では「青信号」役に変わったことが浮き彫りになりました。

ボルトン元補佐官は「大統領が求めるのは『はい、承知しました』と言う従順な人物」と批判しています。

政権内の対応

レビット報道官は分裂を否定し、トランプ氏が全員の意見を求めていると反論。一方、ケント前所長のみが公に辞任し異議を唱えました。

ワイルズ首席補佐官は大統領の意思決定を支える管理役として信頼を得ており、1期目の混乱と異なり安定しています。

バンス副大統領は公には支持しつつ、非公開では慎重だった可能性が示唆されています。

影響と懸念

戦争4週目でエネルギー価格高騰、中間選挙への打撃、同盟関係の揺らぎが起きていますが、トランプ氏は「短期的な痛みで価値あり」と強硬姿勢を崩していません。

一部共和党員やMAGA系論客からも批判が出ていますが、側近は動じていない様子です。

元の日本語記事(Yahoo!ニュース)と英語原題(Bloomberg)の内容はほぼ一致し、トランプ2期目の意思決定プロセスが独走しやすい構造を警告しています。

 

 

トランプとルパート・マードックとイラン紛争

トランプとルパート・マードックは、イラン紛争で共通の強硬路線を示している。

マードックの影響力

マードックはトランプに対し複数回連絡を取り、イランへの攻撃を促したと関係者が明かした。

イスラエルのネタニヤフ首相らと共に、非公開協議でトランプに圧力をかけた。

トランプの対応

トランプ政権は2026年2月末にイランへ大規模攻撃を実施し、体制転覆を呼びかけた。

閣僚のイエスマン体質が限界を迎えつつある中、マードックの人脈が決断を後押しした。

背景と文脈

両者の保守メディアを通じた連携が、イラン強硬策の原動力だ。

トランプは政権統一を強調するが、対立意見も浮上している。

 

 

ルパート・マードックはFox Newsの元会長

メディア・コングロマリットのニューズ・コーポレーションを立ち上げ、世界的なメディア王として知られる。ニューズ・コープとフォックス・コーポレーションの株主、共同会長という立場でテレビや新聞、映画、雑誌、音楽産業、インターネットなどを中心とした世界に散らばるメディア企業を率いている。長年オーストラリアを拠点としていたが、1985年にアメリカ合衆国でフォックス放送を創設した際に連邦通信規則との関係でアメリカに帰化した。

2023年9月、11月をもってFOX社とニューズ社の会長から退き、ニューズ社の栄誉会長に就任すると発表された。

コメント