[格言] デイトレードで短期に大儲けしたという話がよくありますが、100人がやっても95人は敗残します。人気株狙いやデイトレードは、いわばバクチ。バクチでは、素人ではなくプロが勝つ

ヘッジファンドが元凶、株式の奇妙な動き-元ブリッジウォーター幹部(Bloomberg)

12015/06/30(火) 19:07:59.21 ID:???

ボルト以上の速さ? デイトレ大儲け「100人中95人惨敗」の理由

日経平均株価が2万円の大台を回復し、株価の動向に一喜一憂、夢の一獲千金に思いをはせる人は多いことだろう。ただ、「そろそろ天井なんじゃないの?」といぶかり、石橋をたたいても渡らぬそこのアナタ。ひょっとしたら、その判断は正しいのかもしれない。

「デイトレードで短期に大儲けしたという話がよくありますが、100人がやっても95人は敗残します。人気株狙いやデイトレードは、いわばバクチ。バクチでは、素人ではなくプロが勝つんです」

そう話すのは、仏証券大手ソシエテ・ジェネラルの元ストラテジストで、NPO「日本個人投資家協会」理事の木村喜由氏だ。どういうことなのか。

「ふつうの投資家に『いい情報』が入ってきても、すでにプロが先回りをしている。株価は華々しく上がった後です。デイトレは、素人には危険な株取引です。負けますよ」

後れをとるのは情報収集だけではない。生損保、年金基金などの機関投資家や投資ファンドが株式の売買注文に使うシステムの動きは、とにかく速い。注文を受けてから受付通知を出すまでの応答時間は、東京証券取引所のシステム「アローヘッド」で千分の1秒。号砲でスタートを切るウサイン・ボルト選手も、まだスタートラインでかがんだままだ。

さらに、人によっては株投資に「不向きなタイプ」がいる。木村氏によると、株投資で損をする人の共通点は、「短期間で儲けたい」「急騰中の人気銘柄で儲けたい」「勉強せずに儲けたい」という甘い考えを持っていることだ。「投資の神様」として知られる米国の投資家ウォーレン・バフェット氏は、これらの全てにおいて、逆のことをしているのだという。そこに株投資初心者が儲けるヒントが隠されている。短期決戦では不利でも、中長期の売買差益を狙うのであれば、勝負の余地がありそうなのだ。

デイトレなどの短期売買では、世の中の出来事や景気、経営判断など、日々変化する「動的な情報」を判断材料とする。一方、長丁場の投資は長期保有し、変動した時に売買差益を得るスタイルだ。そうなると、稼げる素質を持ちながら、割安な株価のままの企業を見つけ出すことが、最重要になってくる。

[マネー] 日本個人投資家協会理事「デイトレードで短期に大儲けしたという話がよくありますが100人がやっても95人は敗残」

2016年8月26日金曜日

マーケットのプロと評論家

チャーリー・ビレロ氏

  • 評論家は、皆に受けそうな予想をするために時間を費やす。プロは現状を適切に、そして客観的に把握するためにマーケットを分析する。
  • 評論家は自己宣伝に忙しい。プロは自己改善に努める。
  • 評論家は誇大な自信や誇りを表明する。プロは謙虚だ。
  • 評論家は次の暴落、そして次の一大ブルマーケットの予想ばかりしている。プロは、次の大きな間違いを犯さないことに注意を払う。
  • 評論家は、自分の主張を支持する意見や情報だけに興味がある。プロは、自分の見解とは違う意見にも耳を傾ける。
  • 評論家のしていることは、投資家たちの欲と恐怖を煽ることだ。プロは感情をコントロールする。
  • 評論家は、自分が称賛されることが当たり前だと思っている。プロは感謝を忘れない。
  • 評論家は極端な意見を発表して、皆から注目されることを好む。プロは様々な方向からマーケットを分析して、皆から尊敬される。
  • 評論家は、マーケットで起きることを白と黒の二つに分ける。プロは、物事には灰色の部分があることを知っている。
  • 評論家は、簡単なことを難しく説明する。プロは難しいことをやさしく説明する。
  • 評論家は、どんな質問にも回答することができる。プロは、「私には分かりません」、と時々回答する。
  • 評論家は説教をする。プロは人の話を聞く。
  • 評論家は予言をする。プロは計画をたてる。