ウォール街ベテランのヤルデニ氏、米債利回り上昇には「動揺しない」
Yardeni Stays Calm, Not ‘Freaked Out,’ as Treasury Yields Surge
ヤルデニ・リサーチのエド・ヤルデニ氏は、最近の米国債利回りの上昇に対して「動揺していない」と語り、利回りが4.25%から4.75%の範囲にあることは正常な状態であるとの見解を示しました。また、利回りがさらに上昇した場合、ベッセント財務長官が国債発行の構成を変更する可能性について言及しています。
市場の現状とヤルデニ氏の分析
ヤルデニ氏は、投資家が米国債利回りの上昇を冷静に受け止めていると指摘しています。その主な理由は、現在のインフレ(特にイラン情勢に伴うエネルギー価格上昇によるもの)が一時的なものと見なされているためです。
2026年に入り、米10年債利回りは一時4.48%を超え、30年債利回りは5%を突破するなど、急激な上昇(年初から40~50ベーシスポイント以上)を記録しました。しかしヤルデニ氏は、米国債が依然として「安全資産」と見なされていることから、現状の利回り水準を懸念材料とは捉えていません。
ベッセント財務長官による政策介入の予測
もし利回りが5%から6%にまで上昇し続けた場合、ベッセント財務長官は以下のような対策を検討するだろうとヤルデニ氏は予測しています。
- 長期国債の発行を削減する
- 短期国債の発行を増加させる
ベッセント氏は就任前、イエレン前財務長官が同様の手法で長期金利を低く抑えようとしていると批判していましたが、ヤルデニ氏は、いざ利回りが急騰すれば、ベッセント氏自身もその方針を継承し、金利抑制に動く可能性が高いと見ています。

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