ソレイマニ司令官が殺害されたことへの報復
- Ivanka Trump Was Reportedly Targeted For Assassination By IRGC Terrorist
イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)や親イラン派武装組織「カタイブ・ヒズボラ」と深いつながりを持つイラク国籍のモハンマド・バケール・サード・ダウード・アルサアディ被告(32歳)が、ドナルド・トランプ大統領の娘であるイヴァンカ・トランプ氏の暗殺を計画していた疑いで逮捕・起訴されました。被告は2020年の米軍によるガセム・ソレイマニ司令官の殺害に対する復讐を誓っており、イヴァンカ氏のフロラダ州の自宅の設計図を所持していたほか、SNS上で脅迫を行っていました。
事件の背景と容疑の概要
米国司法省や報道によると、アルサアディ被告は2020年1月にトランプ大統領(当時)の命令によって実施されたドローン攻撃により、イランのクッズ部隊のソレイマニ司令官が殺害されたことへの復讐として、トランプファミリーを標的に定めていました。特にイヴァンカ・トランプ氏(44歳)を主たる標的とし、「トランプの家を焼き払うためにイヴァンカを殺す必要がある」と周囲に話していたとされています。
被告はトルコで5月15日に拘束された後、身柄を米国へ引き渡され、現在はニューヨークのブルックリンにある連邦拘置所に独房監禁されています。
計画の具体性とオンライン活動
連邦捜査当局の調べによると、被告の暗殺計画には以下の具体的な情報や行動が確認されています。
- イヴァンカ氏と夫のジャレッド・クシュナー氏が所有するフロリダ州の2400万ドルの邸宅の設計図(ブループリント)を所持していた。
- SNS上で当該邸宅周辺の地図画像を投稿し、アラビア語で「お前たちの宮殿もシークレットサービスもお前たちを守ることはできない」「我々の復讐は時間の問題だ。現在は監視と分析の段階にある」という脅迫文を掲載していた。
- 宗教的な旅行代理店を隠れ蓑にして国際的なテロ細胞と連絡を取り合っていたほか、出入国時の審査を避けるためにイラク政府が発行した公用旅券(サービスパスポート)を使用していた。
欧米における広範なテロ活動
アルサアディ被告はイヴァンカ氏への暗殺計画だけでなく、直近の数ヶ月間で欧州および北米において合計18件に及ぶテロ攻撃や襲撃未遂事件を主導・関与したとして、米国司法省から起訴されています。主な容疑は以下の通りです。
- 3月:オランダ・アムステルダムにあるニューヨークメロン銀行の事務所への火炎瓶投げ込み
- 3月:カナダ・トロントの米国総領事館ビルへの銃撃
- 4月:英国・ロンドンのゴールダーズ・グリーンにおけるユダヤ人住民2名への刺傷事件
- その他、ベルギー・リエージュのシナゴーグ(ユダヤ教礼拝堂)の爆破や、オランダ・ロッテルダムの寺院への放火の計画・調整への関与

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