シリアに工業規模の麻薬密造施設、アサド政権崩壊で実態解明へ
2024年12月16日
アサド政権は「カプタゴン」として知られる中毒性のアンフェタミン系覚せい剤の生産と販売で利益を得ていると非難されてきた。カプタゴンは戦場から建設現場や富裕層のパーティーまで中東全域に拡散した。旧反体制派の兵士らはドゥーマ市にある廃墟となった暗い洞窟のような倉庫で、家具や果物、装飾用の小石、電圧安定器の中に隠された数千個の錠剤を発見した。ロイターの記者は、錠剤がパレットに積み上げられているのを確認した。西側諸国は、アサド大統領の弟マヘル・アサド氏が「貧乏人のコカイン」とも呼ばれるこの麻薬の取引を取り仕切っていたとみている。現在、マヘル氏の所在は分かっていない。米シンクタンクのニューラインズ・インスティテュートによる「カプタゴン・トレード・プロジェクト」のディレクター、キャロライン・ローズ氏によると、カプタゴンの世界的な取引額は年間100億ドルと推定され、シリア指導部の利益は約24億ドルに上っていたという。同プロジェクトは、カプタゴン押収や研究所の捜索に関する全ての公的記録を調査しており、ロイターが確認した現場は発見されたカプタゴン施設の中でも最大級だとしている。アサド政権崩壊後の数日間で、旧反体制派は各地で複数の麻薬製造施設を発見したという。
5年ぶりにシリア内戦の相関図を更新した
【デスク解説】シリア アサド政権“事実上崩壊”なぜ?今後は? | NHK
シリア内戦
2011年 「アラブの春」 波及 政権が弾圧し内戦に発展
2014年 過激派組織IS イラクにまたがる国家樹立 一方的に宣言
2015年 政権にロシアから空爆支援 IS支配地域を奪還
2020年 ロシア (政権の後ろ盾) とトルコ (反政府勢力を支援) 停戦合意
トルコ大統領、国連総長と電話会談 「シリア紛争は新段階に」
トルコのエルドアン大統領は5日、国連のグテレス事務総長と電話会談し、シリア紛争が「冷静に管理される」新たな段階に入ったとの見解を伝えた。トルコ大統領府が明らかにした。
シリア反政府勢力は5日、中部の要衝ハマを制圧し、同国のアサド政権およびその同盟国であるロシアとイランに新たな打撃を与えた。
エルドアン氏はグテレス氏に対し、シリア政府は政治的解決を達成するために、国民との対話を迅速に行う必要があると指摘。トルコは緊張緩和と民間人保護、政治的解決の下地を整えることに取り組んでいると語った。
内戦続くシリア 反政府勢力が第2の都市アレッポの大部分を制圧
2024年12月01日
シリアでは2011年、「アラブの春」と呼ばれる民主化運動が波及する形で反政府デモが各地に広がり、これをアサド政権が弾圧したことで激しい内戦に発展しました。
アレッポは反政府勢力の最大の拠点でしたが、2016年にロシアの支援を受けたアサド政権側が完全に制圧していました。
今回の反政府勢力による大規模攻撃を受けて、ロシアは反政府勢力の拠点を空爆したほか、アサド政権側に追加の軍事支援を約束したと報じられています。
アメリカのCNNテレビは、「反政府勢力は奇襲攻撃を始め、長年、ほとんどこう着していた紛争を再燃させた」と伝えていて、戦闘の拡大や避難民の増加など、情勢の悪化が懸念されます。
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相関図
その「決断」がすべてを解決する 貴重な人生を浪費しない「5つのロードマップ」
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今、僕たちは非現実的なほどポジティブな期待を求められている。より幸福に、健康に、かしこく、速く、金持ちに、人気者に、生産的になれ……。しかし、「もっと、もっと」と幸福と満足の蜃気楼を追いかけることに貴重な時間を費やしてはいけない。人生のカギは、「もっとたくさん」よりも「もっと少なく」である。本当に大事なもの、自分自身にとってかけがえのないものだけを選びとる決断だ。
自分の人生に過剰な期待をかける僕たちが、なにかの拍子に5分間気分が最悪になったとする。その上で、SNSで完璧にハッピーですばらしい生活を送っている知り合いたちの画像を300件も見せつけられたら、誰だって自分にどっかダメなところがあるんじゃないかと思ってしまう。この「自己嫌悪」が僕らをトラブルに追い込んでいる。
たとえばこんな、(どーでもいいのに)気にするがゆえに現代人を不幸に陥れていること。
- 他人に「すごい」と認めてもらうこと
- 手っとり早く解決すること
- 「正しさ」を主張すること
- 物質的な成功を収めること
- 「ポジティブ感」を出すこと
- 失敗しないこと
- 安全安心であること
- 完璧であること
正解のない世界で、ひとつの正解を出さなければいけないプレッシャーにさらされているのだ。
そして、多くの人々が、これらの価値観を手放そうとしないのは、自分のなかにある「自分だけは違う」という特別意識のためだ。多かれ少なかれ、この意識は僕たちの人生のジャマをする。
だから、本書が取りあつかうのは、こんなテーマだ。
- これからの「人の値打ち」を決めるものは何か
- 「他人に認められたい」というアホらしさ
- 「正論」は、僕たちの息の根を止める
- 「ポジティブ信仰」だけでは、そのうち行き詰まる
- 「失敗しないヤツ」ほど薄っぺらい人間はいない
- 「正しい努力」と「ムダな努力」etc…
世界がやかましく騒ぎ立てる「気にすべきこと」と、僕たちが幸せをつかむために、本当に「気にすべきこと」は違う。
そのカラクリをこの本で明らかにし、人生で、本当に気にかけ、選び、決断すべきことは何なのか、考えていく。
英語原題:THE SUBTLE ART OF NOT GIVING A FUCK
- イントロダクション これは「新しい生き方」をひらく、僕たちのロードマップ
- 人生の課題はどこから現われるか
- その「痛み」が人をもっと強くする
- 「平凡な自分」こそ、実は一番重要
- こんな「価値観」が自己実現のジャマになる
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