レアアースや重要鉱物の精製で、世界市場の80〜90%を占める中国への過度な依存を減らす

アメリカ

EUが米主導の「パックス・シリカン」同盟に参加、AI供給網を確保へ

  • EUが米主導の「パックス・シリカン」同盟に参加、AI供給網を確保へ

欧州連合(EU)が、人工知能(AI)や半導体などの重要な技術の供給網を安定させるため、アメリカが主導する国際的な枠組み「パックス・シリカン(Pax Silica)」に正式に参加しました。

この枠組みは、半導体や重要な鉱物の流通において、中国への依存度を下げることを目的としています。

パックス・シリカン(Pax Silica)の概要

パックス・シリカンは、2025年12月にアメリカの主導で発足した、半導体やAIインフラ、重要鉱物の供給網を同盟国間で強化するための国際的な連携組織です。

今回のワシントンでの会合において、EUのほか、ドイツ、ギリシャ、オランダなどが新たに加わり、参加国は日本や韓国、イギリスなどを含めて20カ国以上に拡大しています。

参加の目的と主な取り組み

この枠組みの主な目的は、先端チップの製造に必要なレアアースや重要鉱物の精製で、世界市場の80〜90%を占める中国への過度な依存を減らすことです。

具体的な取り組みとして、以下のようなプロジェクトが進行または計画されています。

この合意は法的拘束力を持たない枠組みですが、欧州やアジアの主要な市場と技術を持つ国々が連携し、民間企業と一体となって信頼できる技術のエコシステムを構築することを目指しています。

 

 

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国際社会における現実的な選択

国際政治において、価値観を共有する国々との連携を強化することは、経済や技術の安全保障を高める上での現実的な手段とされています。

特定の国への依存度を下げる試みは、供給網の途絶リスクを減らし、安定した技術発展を維持するための防衛策として機能します。

今回のEUの決定も、自国の経済秩序と安全保障を維持するための合理的な判断に基づくものと考えられます。

 

 

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