1+1ができる人がお金持ちになる
どうやったらお金持ちになれるか?「1+1=2」これを考えられるようになること。「1+1=2」というのは「合理的に考える」ということ。私たちが生きている市場経済の世界は合理的に考える人がお金持ちになれるように仕組み化されている。そしてお金持ちはみんなこの合理的な考え方をしている。不思議なことに、大人になると「1+1=3」とか、極端な場合は「1+1=100」になると思ってる人がたくさんいます。こういう人はカモとして扱われてしまいます。「毎日たった5分で月30万稼げます」みたいな詐欺に騙されます。「1日5分で月に150分=約2時間半で月に30万」はおかしい計算。それに騙される人がいる。逆に言うと「1+1=2」だという事実を元に、未来を考えることができるようになれば、経済的に不合理なライバルと大きな差をつつけることができるということ。
1.福利でお金が増える仕組み
お金はどのように増えていくのか?どのように増えていくのか?人生で本当に大事なこと、それは複利の仕組みをちゃんと理解すること。複利とはお金が時間をかけて雪だるま式に増えていく仕組みのこと。最近は新NISAや積立投資を始める人も増えている。その効果を実感している人も多いかもしれない。しかし大人でも理解してない人が多い。
2.仕事選びは成功確率で考えるべし
ロングテールの仕事とベルカーブの仕事という2つの概念を理解する必要がある。まずロングテールの仕事というのはその名の通り恐竜の尻尾のように先端に行くほど細く到達できる人が少ない仕事。分かりやすく言うとロングテールの1番端っこにいるのは大谷翔平選手のような特別なスター。少し左にはプロ野球や大リーグの選手たち。彼らも野球の世界では選ばれし者たち。そして最も人数の多い左端には草野球をしていたり会社の同行会で野球を楽しんでいるアマチュアが当てはまる。このロングテールの仕事には2つの特徴があって、
a)一旦成功してテールの橋に行くとものすごく有名になり大金持ちになる
b)ほとんどの挑戦者が成功できずに競争から脱落していく
というルール。スポーツ選手だけじゃなくて企業家とか歌手俳優漫画家、YouTuberなんかもこのロングテールの仕事に分類される。
それに対してベルカーブの仕事は、名前の通り分布がベルの形をした仕事。医者とか弁護士エンジニア研究者など専門家と呼ばれる職業が該当する。この仕事にも2つの特徴があって、a)専門家になると平均以上の収入が得られる(ただし大富豪にはなれない)
b)大学や大学院などの学歴があると専門家になりやすい
というルール。分かりやすく言うとロングテールの仕事は年末ジャンボ宝くじのようなもので、当たると大きな名声と大きなお金が手に入。でもほとんどの人が外れる。一方ベルカーブの仕事は当たりがたくさんあるものの当選金額の少ない宝くじ。ここで重要なのは仕事を成功確率で考えるということ。ロングテールの仕事は達成度が999.9%以上出ないと成功できない。例えば高校野球で甲子園に出て活躍するような選手は高校球児全体の上位1%ですが、それでもほとんどの人がプロになれず別の仕事に着くことになりる。それに対してベルカーブは達成度85%くらいでもそれなりの成功を手にすることができる。世界的な名医にならなくても医師という専門職になれば平均より豊かな生活が遅れる。YouTuberの成功確率が0.1%以下だとすれば、医者や弁護士などの専門職は成功確率が20%くらいある。つまりロングテールに比べてベルカーブの仕事の成功確率は200倍も高い。子供は将来に大きな夢を描くからロングテールの仕事にどうしても憧れてしまう。大谷翔平選手や有名なYouTuberを見て自分もなりたいと思うのは自然。一方で漫画やドラマに登場するような医者や弁護士を除けばベルカーブの仕事にはあまり目を向けない。ですが親としては子供の夢を応援する一方で「失敗した人がたくさんいるからこそロングテールの成功者が輝いているんだよ」という現実もどこかで教えておいてあげたい。
生涯の収入が最大になるように人生を設計することが大事
そしてもう1つ大事なことお金持ちになるというのは生涯の収入が最大になるように人生を設計することが大事だということ。これも伝えておいてあげないといけない。というのもスポーツ選手で活躍できるのはせいぜい20年ですが、医師とや弁護士は健康なら何十年も続けることができます。年収がそこまで高くなくても長く働けることで生涯収入は圧倒的に大きくなっていく。この視点も持つことで子供たちにも長く働ける仕事の価値これを理解してもらえるはず。
この本には今回紹介した以外にも「なぜギャンブルをしてはいけないのか?」「なぜお手伝いをしないといけないのか?」といった、子育てのあるあるを元に、親子で一緒にお金について学べる内容が分かりやすく書かれています。
人生という「リアルなゲーム」の攻略法
2025年、もうお金には困らなくなる!お金持ちになる驚愕の方法、こんなの知りませんでした・・。『親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの?』
(偶数)×5のときは、偶数を2分割しろ!
例えば「236×5」
このままでも計算できるが「236=118×2」と分割して計算すると楽だ
つまり…
236×5=118×2×5=118×10=1180
これは「(偶数)(5の倍数)」でも使える
例えば・・・
14×45=7×2×45=7×90=630
また「4の倍数)×25」の場合は応用するともっと楽ができる
例えば・・・
44×25=11×4×25=11×100=1100
このように「5の倍数」が入った計算は、工夫できることが多いので、要チェック
(A+B)x(A-B)の形を見つけ出せ!
例えば「39×41」
これは一見「5の倍数」もないし工夫できそうにないが、これが「(40-1)×(40+1)」と
同じ計算だとわかれば二次方程式の公式【(A+B)×(A-B)=A-B2】を使って「40°-1」に変形でき、圧倒的に簡単になる。
つまり・・・
39×41=(40-1)x(40+1)=40°-12=1599
「ある数に、別の数を足し引きしたもの同士の掛け算」は案外よくある
例えば・・・
97×103(100-3)x(100+3)
など、少し注意すれば簡単に見つけ出せる。
また応用として、「強引に(A+B)x(A-B)の形にもっていく」こともできる。
例えば「18×23」
18×23=18×22+18=(20-2)x(20+2)+18
このように、パズルの要領で数をくっつけたり、取ったりすると、うまくいく
平方を作り出せ!
例えば「36×24」
36×24=(6×6)x(6×4)=6×4となり「6=216」を知っていれば6°x4=216×4=864と簡単に解ける。こういった「2~9」の2乗、3乗の平方の値は暗記しておくと便利だ。
10000は9999+1と考えろ!
例えば「10000-2845」
簡単そうに見えるが、一瞬で解こうと思うと難しい。だから、最初から引き算がしやすいように「10000=9999+1」と考える。すると楽に計算できて、繰り下げミスもなくなる。
つまり・・・
10000-2845-9999-2845+1=7154+1=7155
これは「おつりの計算」など日常生活でも役立つ。
検算の秘訣「一の位だけ足し算をする」
例えば
[43+352+31+3294+438+123+193=3903J
これを始めから計算しなおしたら、時間がかかるし、不正確そこでまず、一の位だけ足してみる
つまり…
3+2+1+4+8+3+3=24
この一の位と3903の一の位が揃わないので
「3903は間違い」とすぐわかる
さらにもう1つの秘訣「概算する」
「43は無視」「352は350」「3294は3300」
というように概算して確かめてみると・・・
350+3300+440+120+200=4410
これからも「3903は間違い」とわかる
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