名古屋市の高校生の少年ら5人
テレビ番組を違法アップロード 高校生ら書類送検
(2018/08/02 11:57)
- テレビ番組を無許可でインターネット上に公開したとして、17歳の高校生ら5人が書類送検されました。
- 名古屋市の高校生の少年ら5人は、民放のテレビ番組を無許可で動画サイトに載せてインターネット上に公開した著作権法違反の疑いが持たれています。警察によりますと、少年らはテレビ番組を三脚で固定したスマートフォンなどで撮影していました。動画は最大で30万回、再生されていました。少年らは、警察の任意の事情聴取に対して容疑を認めています。民放連(日本民間放送連盟)は「違法アップロードが悪質化・巧妙化する傾向にあり、関係者と連携を強化して違法動画の配信抑止についての取り組みを続けて参ります」とコメントしています。
上田市の会社員は約330万円の広告収入を得ていた
テレビ番組を無断公開 高校生ら5人を書類送検 2018年08月02日
- 録画するなどしたテレビ番組の動画をインターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」に違法にアップロードしたとして、埼玉県警サイバー犯罪対策課は2日、名古屋市の男子高校生(17)や長野県上田市の会社員の男(48)ら男5人を著作権法違反容疑で書類送検したと発表した。
- 同課によると、5人は全員容疑を認め、「(動画の再生回数によって支払われる)広告収入を得るためにやった」などと供述しているという。投稿されたのは日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」やTBS「東大王」など民放の人気番組。5人は「ユーチューブ」内に自分のチャンネルを開設し、上田市の会社員は約330万円の広告収入を得ていた。
- 書類送検容疑は昨年11月~今年1月ごろ、著作権者であるテレビ局の承諾を得ずにそれぞれ番組を投稿して公開し、著作権を侵害したとしている。
- 違法アップロードが確認されるとユーチューブ側から投稿者に警告メールが送られ、3回の警告でチャンネルが閉鎖される仕組みになっているが、会社員らは別のチャンネルを開設して違法な投稿を繰り返していたという。
日本テレビ系の「スッキリ」や「しゃべくり007」「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」などやTBS「東大王」
テレビ番組を違法にアップロード 書類送検 2018年08月02日
- テレビ番組を動画共有サイトに違法にアップロードしていたとして、警察は48歳の男ら5人を書類送検した。
- 著作権法違反の疑いで書類送検されたのは、長野県上田市の48歳の会社員の男や、愛知県名古屋市の17歳の高校生ら合わせて5人。警察によると、5人は去年11月から今年1月にかけて、日本テレビ系の「スッキリ」や「しゃべくり007」などを撮影し、番組制作者などから許可を得ずに動画共有サイト「YouTube」にアップロードした疑いが持たれている。全員が容疑を認め、「広告で収益を得たかった」などと話しているという。
- こうした動画は、違法であることを知っていながらダウンロードするだけでも違法となる。民放連は「放送事業者だけでなく、放送番組に関わる多くの権利者の権利を侵害するもので、配信抑止についての取り組みを続けてまいります」とコメントしている。