約3ミリの“極小イヤホン”を耳に…TOEIC不正受験問題の手口明らかに
- 中国籍・京大院生を再逮捕 組織的なカンニングか
TOEICの試験で発覚した不正受験事件では、「約3ミリほどの極小イヤホン」を耳に装着し、外部から判別できない状態でカンニングが行われていたことが明らかになりました。この極小イヤホンは、米粒大の金属ビーズのような形状で、耳の奥深くまで滑り込ませて使用されていました。
この事件では、中国籍の京都大学大学院生(王立坤容疑者)が再逮捕されており、他人になりすまして試験を受けていたとされています。組織的な不正と見られており、警視庁は専門業者が仲介し、複数の中国籍の男女を雇って替え玉受験やカンニングを行っていた疑いで、事件の全容解明を進めています。
主な手口は以下の通りです。
- 受験者が極小イヤホンを耳の中に装着し、外部からは見えなくする
- マスクの中に隠した小型マイクなども活用し、イヤホン越しに解答などを伝える
- ペンダント型中継器など、複数の特殊機材も押収されている
今回押収された機材には使い方を解説した動画も存在したとみられており、組織的かつ計画的なカンニング行為が疑われています。
アメリカでも中国人によるカンニングは実際に発生しています
主な事例として、以下のようなものがあります。
- 米国の大学入試(SATやACT)などで中国人学生の替え玉受験やカンニング行為が摘発されており、米ペンシルベニア州では2015年に中国国籍の15人が替え玉受験などの詐欺罪で起訴されたという記録があります。
- 米大学進学適性試験(ACT)においても、中国人および韓国人学生が不正行為に関与し、試験監督者や学校当局者が協力していたケースが報じられています。
- アメリカの大学に在学する中国人留学生によるカンニング事例は非常に多く、2014〜2015年の海外留学生の中で中国人のカンニング割合が最も高いと指摘されています。
また、中国や韓国国内で米国進学試験(SAT)の試験内容漏洩や組織的カンニングが発覚し、試験結果の発表が一時保留されたこともあります。
これらの事例から、アメリカでも中国人によるカンニングは社会問題として繰り返し顕在化しており、摘発例も複数あることが分かります。
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