彼女には発達障害・軽度知的障害があった
「新プロジェクトX」の冤罪事件を元記者の精神科医が解く。
- 美香さんはなぜ刑事に恋したか?
西山美香さんの冤罪事件は、滋賀県東近江市の湖東記念病院で2003年に起きた患者の人工呼吸器を外しての殺害事件に関わるものです。西山さんは元看護助手で、当初は殺人罪で逮捕・起訴されて約13年服役しましたが、再審で無罪が確定しました。
事件の大きな争点は、なぜ西山さんが自白したかでした。彼女には発達障害・軽度知的障害があり、取調べを担当した刑事に「優しかった」「理解してくれた」と感じ、好意を持ったため、自分を気に入ってもらおうと虚偽の自白をしてしまったとされています。裁判では、その自白の信用性が大幅に崩れ、違法な取り調べや誘導があったと認定されました。刑事が西山さんの恋愛感情を利用して供述をコントロールしようとしたと見なされたのです。
無罪確定後も西山さんは、違法捜査や長期拘束に対する損害賠償を国と滋賀県に求め裁判で争っています。裁判中の証人尋問では、刑事側は恋愛感情の利用を否定していますが、西山さんは当時の自分の気持ちや経験を静かに語っています。
この事件は、自白に頼った捜査の危険性や供述弱者の扱いの問題を社会に問いかけています。
とにかくぐっすり眠りたい 老舗ふとん店の12代目がこっそり教える快眠法60
金沢の江戸時代創業の老舗ふとん店「眠りにまっすぐ乙丸屋」の12代目店主・乙丸屋久兵衛さんが書いた快眠のためのメソッドをまとめた本です。著者は、延べ2万人以上の睡眠の悩みを救ってきた経験をもとに、「寝具の見直し」が快眠への最も重要なポイントだと強調しています。医療機関に行っても改善しなかった不眠症が寝具の調整でよくなった例や、普段なかなか寝ない子どもがよく眠るようになった事例が紹介されています。
この本では、寝具を味方にする60の快眠法と、「+1」のプラスアルファの対策がエビデンス(科学的根拠)とともに解説されており、睡眠専門医の森川恵一氏が医学監修を担当。知っているようで知らなかった快眠のコツを、寝具の視点から分かりやすく紹介しています。
具体的には、睡眠の質を大きく左右する「寝姿勢に合ったマットレス選び」や「掛け布団やまくらの選び方」、さらには「朝の過ごし方」など日常の小さな工夫まで網羅。特に寝具の重要性に焦点を当てているのが特徴です。
2025年07月にダイヤモンド社から発売されており、快眠への新しいアプローチを求めている方、不眠に悩んでいる方、不眠対策に悩む家族を持つ方に評判の一冊となっています。
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