統一教会 ゲンダイのようなメディアの情報に頼らざるを得ないことが問題

旧統一教会はどこまで政界に食い込んでいるのか。

7.10参院選で当選した自民党の井上義行議員が、旧統一教会から全面支援を受けていたことが発覚し、ネット上で<これも衝撃!>と驚きの声が上がっている。井上氏は、第1次安倍政権の時、首相秘書官をつとめた安倍元首相の側近だ。

選挙期間中の7月6日、さいたま市文化センターで開催された旧統一教会の集会「神日本第1地区 責任者出発式」は衝撃だ。

旧統一教会の幹部が、「井上先生はもうすでに信徒となりました」と紹介し、「必ず勝たなければいけない。勝ちこそ善であり、負けは悪でございます」とゲキを飛ばしているのだ。つづいて井上氏も登壇して挨拶している。

実際、井上氏は旧統一教会の「賛同会員」になっているようだ。旧統一教会は全国に10万票を持っているという。全国比例で出馬した井上氏は、16万5000票を獲得し当選している。

現場で取材したジャーナリストの横田一氏がこう言う。

「会場は異様な熱気でした。幹部や井上議員が発言するたびに大きな拍手とワーッという歓声が上がる。熱狂的な信者が自民党議員の集票マシンになっている感じでした」

はたして、どれだけの自民党議員が旧統一教会から支援を受けているのか。

安倍元首相側近の井上義行氏が大炎上!旧統一教会の「全面支援」で当選していた

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ゲンダイのようなメディアの情報に頼らざるを得ないことが問題

自民党と教団の関係性もさることながら、このような事実をゲンダイのような(と言っては失礼だが)メディアの情報に頼らざるを得ないことが現代日本の問題でしょう。地上波を観ていても、旧統一教会の霊感商法や献金問題については時間を割いて詳しく迫っているにもかかわらず、政治家と教団の関係については意図的と感じるほど言及しない。岸田総理は今回の銃撃を「民主主義に対する挑戦」と言っていたけれど、民主主義には完全に独立し何者にも忖度しないメディアの存在が大前提だと思う。

有田芳生「オウム事件後、警察から統一教会について語ってくれと言われた。知ってる事を全部喋った後に警察幹部と話をしたら、”オウムの次に捜査に入るのは統一教会だから”と言われた。何もなく10年後、何故統一教会に捜査が入らなかったかと警察幹部に訊いたら、”政治の圧力”だと言われた」

紀藤弁護士「韓国では教祖が逮捕され、表立った活動ができなくなった。統一教会系団体がここまで自由に活動してるのは世界で日本だけ。」
「自民党が統一教会にもっと厳しい態度をとっていたら、こんな事件が起きなかった可能性は高い」

どちらも気になる発言ではある。

やっとベールが剝がされていくような印象である。こうして少しづつでも真実が表に出てくることはこの国にとって決してマイナスではない。
トランプ前大統領と統一教会との関係やそれに繋がる安倍氏との関係等、まだまだ表に出さねばならない事が相当あるようである。
戦後の保守政治における金と利権に絡む闇の部分がこのまま国民の知らないブラックボックスとして放置されることは、この国の将来にとって決して許されることではない。これからの深堀を期待している。

宗教団体が政治家と繋がっていないわけがない。
組織票を使って恩を売り自分たち側へ取り込むことは常套手段でしょう。
表立って活動するか裏で活動するかどちらかでしょう。
政党も票を集められば多少は目を瞑る体質なので影響は判りません。
組織票という大きな強みを持っている人が当選します。
ある意味人脈づくりという意味では間違ってはいないとは思います。
実際、政策や理念に賛同して投票している人が全体から見ると少ないのでしょう。
誰かにお願いされたから投票するという人が少なくならない限り、同様のケースはなくならないでしょう。
大炎上するのも何なんでしょうね。
正直、信者に分不相応な献金をさせる団体はとてもおかしいし、
存在を認めるのは社会的に大きな問題だと思います。
資産を全て取り上げるということで幸せを与えるなんてことがあるわけがない。自由を奪われて幸福になると感がること事態が大きく間違っています。

勝ちこそ善であり、負けは悪でございます

全面的に自民党を応援している実態が徐々に明らかになってきたと思います。同団体の会長が、まともな報道機関というのは、自民党との繋がりも良好で、日頃から同団体に手心を加えてくれているところだと思います。何十年もの間、どこからも規制も課税もされずに集金活動を続けてこられたのも、政治家との繋がりがあったからなのではないでしょうか。

今回の犯人に対して「民主主義への挑戦」と各党の議員さん方々がコメントしていましたが、正しく民主主義を体現できている議員さんがどれだけいるのでしょう。
政教分離は法律で決まっています。
にもかかわらずこれだけ政治と宗教がズブズブなところを見ると、本当に民主主義が機能しているか疑問です。表では民主主義の仮面を被って裏ではすでに民主主義は崩壊しているのかもしれませんね。
一般大衆より組織票の方が影響の大きい今の状況は果たして正しいのか。私には正しいか判断がつきませんが日本全体にとってはどうなんでしょうね。

歴史上も政治と宗教の関係は、時に癒着したり、時に弾圧されたり、複雑だと思う。
安倍さんも含め、宗教団体との蜜月を心底から喜んでる政治家は少数派なんじゃないかな。そうであって欲しい。
大義のため権力基盤を固めなければいけないから、清濁併せ飲むことはあるだろう。
だけど、これだけ搾取されて苦しむ人達がいる実態が晒されたら、大義も失われるよね。
安倍さんの死を無駄にしないためにも、政治もマスコミもこの問題から逃げずに向き合って欲しい。

有る意味ほとんどの政治家は宗教団体と関わりがあると思う、公明党は全員!宗教団体も自分達の為なる党、政治家を応援したり政党を作り出す、基本労働組合と同じ仕組み。
問題はその団体、組合が無法的な活動をしているかどうか、原理教のようにマインドコントロールをして金銭搾取を目的とする団体が存在する事、騙された個人の責任ではあるが
ネズミ講のように取り締まりができないものか又政治家は支援協力してくれる宗教団体の
活動内容を把握しない限りこのような問題は繰り返される。

宗教団体の力関係で日本の未来が決まるようでは日本は永遠に幸せにはなれない。
増してや統一教会は日本の宗教とは違う。
その他の団体も同じ傾向だろう
僅か16万票で国会議員になれてしまうのは
投票率の低さにも原因が有ります。
70パーセント以上の投票率が有れば宗教団体の力は半減する計算ですが
それを理解する事の無い国民に投票の大切さを教育していかなければ永遠に宗教団体に国がコントロールされることになります。
まさにこれからの時代正しい教育と、正しい情報の共有が日本を守る一番にやらなければならない事です

憲法20条いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
井上義行が宗教団体旧統一教会の代弁者として政治活動するのであれば、大問題である。公明党も母体の宗教法人の影響を受けて政治活動をしているのは、憲法違反では?もう憲法の解釈でどうにでもなる世界はウンザリ。早急に憲法改正、そして憲法の厳格な運用を望む。厳格な政教分離を今こそ実現してほしい。