茨城県在住のベトナム国籍のファム・ゴック・テゥイ (51)

ファム・ゴック・テゥイ (51

ファム・ゴック・テゥイ（51歳）はベトナム国籍で、茨城県に住んでいる自称リフォーム業の人物です。2025年6月に、ベトナムから日本の東京港に船で到着したコンテナ内から、約1トン（正確には1.046トン）の乾燥大麻が見つかりました。この大麻は市場価値にして約52億円相当とされ、過去最大の密輸押収量です。

捜査でファム・ゴック・テゥイ容疑者は、営利目的でこの大麻を密輸した容疑で逮捕され、同じくベトナム国籍の男女2名とともに麻薬取締法違反で起訴されています。最終的に大麻は大阪市にある企業宛てに送られる予定であり、国際的な薬物密輸組織が関与している疑いが強いとされています。

この事件は日本国内での違法薬物取り締まりとして、これまでで最大規模の押収となりました。

国内最大の大麻1トン押収　ベトナム発貨物船　日本の薬物密輸増加に懸念

2025年6月、ベトナムのダナン港を出港し東京港に到着した貨物船のコンテナから、国内で過去最大となる約1トンの乾燥大麻が押収されました。この量は2024年の全国押収量（約452キロ）の2倍以上にあたります。東京税関の検査で約200箱の段ボールから大麻が発見され、茨城県在住のベトナム国籍のファム・ゴック・テゥイ容疑者（51）ら3人が営利目的の密輸で逮捕されました。麻薬取締部は国際的な密輸組織の関与が疑われており、ルート解明を進めています。

近年、日本では薬物密輸が増加傾向にあり、この事件は税関や海上保安庁との連携強化の必要性を改めて示しています。また、2025年8月7日には欧州の調査機関ベリングキャットが米国向けフェンタニルの不正輸出に関与する中国系組織が日本に拠点を置いていたと報告しており、専門家は日本の法人設立や在留制度の緩さがこうした犯罪を助長していると指摘しています。

薬物密輸の増加は港湾の管理や監視体制の見直しを促しており、麻薬取締部は関係機関と協力して国際的な密輸網の摘発強化に取り組んでいます。最新事件の大麻の末端価格は52億円相当と推定されています.

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