トム・ゲイナー「人生は習慣で決まる」

親の影響で8歳か9歳のころにはすでに投資が楽しみ

ゲイナーは投資が身近にある家庭で育ち、8歳か9歳のころにはすでに、金曜の夜の楽しみが、祖母と観るテレビ番組〈ルイス・ルーカイザーのウォールストリート・ウィーク〉になっていた。

「走るのは大嫌いだ」「ドーナツを年に20個は食べる」…一流投資家トム・ゲイナーの“徹底してほどほど”な成功戦略【金融ジャーナリストが解説】

継続の秘訣は「徹底してほどほど」を目指すこと

彼によると継続の秘訣は、何をするにせよ「徹底してほどほど」を目指すことだ。

ゲイナーは、「方向性の正しさ」を重んじる。そして、完璧ではなくても「正しい方向」へ向かってこつこつと努力を続けることができる。「物事を一気に変えようとすると長続きしない。でも、ゆっくりと少しずつなら、長く続けられる」くりと少しずつなら、長く続けられる」

大事なのは「前へと進む努力を続けること」

これらのことから、投資と人生の両方に当てはまる重要な結論が導かれる。 圧倒的な勝利は、少しずつの進歩と改善を長く積み重ねた先にある。「やり方は人によってちがうだろうし、それでいい。だいじなのは前へと進む努力を繰りかえすことだ」

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アリストテレス「年若いころからの習慣ですべてが決まる」

こうして、年若いころからある習慣を刻みつけるか別の習慣を刻みつけるかで、小さくないちがいが生まれる。小さくないどころか、その差はきわめて大きく、いやむしろ、すべてがそれで決まると言っていい。

ウォーレン・バフェット「若いうちに正しい習慣を身につけること」

人は、とくに若いうちには、どうも軽く見てしまうようです。習慣がいかにたいせつか、40や50になってから習慣を変えることがいかにむずかしいか、そして若いうちに正しい習慣を身につけることがいかに人生を左右するかを。

楽観主義は達成に導く

「楽観主義は達成に導く信仰である。希望と自信なしには何もできないのよ」ヘレン・ケラー(アメリカの作家、奇跡の人)

「花をすべて切ることはできても、春が来ないようにすることはできない。」パブロ・ネルーダ(チリの詩人、政治家)

「希望は強い力となる。実際に魔法があるわけではないけれど、自分が最も望んでいるものを知り、それを自分の中に光のように持っていれば、ほとんど魔法のように物事を起こすことができる」ライニ・テイラー(アメリカのファンタジー作家)

「あなたの選択が、恐れではなく、希望を反映したものでありますように」ネルソン・マンデラ(南アフリカの元大統領)

「決して希望を失ってはいけない。嵐は人を強くし、決して永遠には続かない」ロイ・T・ベネット(アメリカの作家)

「人がこの世で本当に幸せになるためには、たった3つのものが必要だと言われる:愛する人、すべきこと、そして希望」トム・ボデット(アメリカの作家)

「新たな目標を設定したり、新たな夢を見るのに年齢は関係ない」C・S・ルイス(イギリスの作家)

2024年02月26日 偉人たちが語った「希望」にまつわる名言・格言

投資の代償は罰金ではなく入場料だと考えなさい

The Psychology of Money

モーガン・ハウセル サイコロジー・オブ・マネー

Timeless Lessons on Wealth, Greed, and Happios

一生お金に困らない「富」のマインドセット

本日のハイライト

1限 お金が人生にもたらす最大の価値とは何か?「自由」
2限 投資の最重要アドバイスは「黙ってじっと待て」
3限 泥棒になるな!この世に無料のものはない

1限まとめ

ポイント1 お金が人生にもたらす最大の価値は「自由」である。 全ての人に共通する幸せの要素は、「思い通りの 人生を送れること」 すなわち 「自由」 である。お金が大切なのは、高級車やブランドものといった欲し ものが買えるからでも、タワーマンションに住めることでも ない。そんなものは、お金がもたらしてくれる「自由」や「選択肢」に比べると、大した価値はない。

ポイント2 現代人は、豊かさと引き換えに幸福感に 大きな影響を与える自分の時間をコントロール する権利を失ってしまった。 24時間いつでも 仕事が出来るようになった環境で、現代人は 自分の時間をコントロールできなくなっている。

ポイント3 全ての人が貯金をするべき理由は、何が起こるか分からない激動の時代のリスクに 備えるためであり、激動の時代を生き抜く最強の武器である柔軟性を手に入れるためであり、自分の未来を奪い返すためである。節約して 支出を減らすことは、 唯一自分でコントロール できる領域である。



2限まとめ

ポイント1 投資の最重要アドバイスは「黙ってじっと待て」である。重要なのは、時間を味方につけて、複利の力によってお金を増やすことである。

ポイント2 複利という宇宙最大の力を活用すれば、 巨額のリターンを得るために大きなリスクを取らなくても私たちは豊かになれる。投資で絶対に避けたいのは市場からの 退場なので大きなリターンを得ることよりも、 経済的に破滅しないことを目指すべきである。


3限まとめ

ポイント1 この世には無料のものなんてない。代償を払わずにリターンだけを得ようとする狡猾な泥棒になってはいけない。投資の神様は代償を払わずにリターンを求めるものを嫌う。

ポイント2 あらゆる物事がそうであるように何かで成功したければ代償が必要。投資の代償は、ボラティリティや恐怖、不確実性、後悔などに耐えること。そして、投資の代償をリターンを得るために必要な価値のある入場料と考えるべきである。


ウォーレンバフェット氏 845億ドル

50歳の誕生日を迎えた後に増えたもの 842億ドル

60代半ば以降に増えたもの 815億ドル

純資産845億ドル

投資の才能だけではなく、3/4世紀にわたって投資家であり続けた。

もしバフェットが30代で投資を始め60代でやめていたら、その名が世界に知れ渡ることはなかったでしょう。

起業してお金持ちに

代償 遊び・飲み会・趣味・苦難・無駄遣い×・四六時中自分の事業

投資で成功

代償 ボラティリティ・恐怖・後悔・不確性

価格が上下する

ボラティリティは入場料

支払う価値のある代償 不確害性・後悔・不安・恐怖

サイコロジー・オブ・マネー

一生お金に困らない「富」のマインドセット

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第1章 おかしな人は誰もいない――あなたの経験は、世界で起こった出来事の0.00000001%にしか相当しない。しかし、あなたの考えの80%を構成している

第2章 運とリスク――何事も、見かけほど良くも悪くもない

第3章 決して満足できない人たち――お金持ちがとんでもないことをするとき

第4章 複利の魔法――ウォーレン・バフェットの純資産の95%以上は、65歳以降に得られたもの

第5章 裕福になること、裕福であり続けること――良い投資とは、一貫して失敗しないこと

第6章 ロングテールの絶大な力――5割の確率で失敗しても、富は築ける

第7章 自由――時間を自由に使えることこそ、お金から得られる最高の配当

第8章 高級車に乗る人のパラドックス――持ち主が思うほど、誰も高級品に感心しない

第9章 本当の富は見えない――裕福さの誇示は、お金を減らす一番の近道

第10章 とにかくお金を貯めよう――貯蓄は自分でコントロールできる唯一のこと。それが一番重要なメリットをもたらしてくれる

第11章 合理的>理性的――冷徹に理性的より、おおまかに合理的がいい

第12章 サプライズ!――歴史は未来を予測する地図になりえない

第13章 誤りの余地――あらゆる計画でもっとも重要なのは、計画通りに進まない可能性を想定すること

第14章 人は変わる――長期計画は難しい

第15章 この世に無料はない――あらゆるものには価格がある。だが、価格が表示されているとは限らない

第16章 市場のゲーム――自分とは違うゲームのプレイヤーからお金のヒントを得ないように

第17章 悲観主義の誘惑――楽観主義はセールストーク、悲観主義は差し伸べられた救いの手

第18章 何でも信じてしまうとき――なぜストーリーは統計データよりも強力なのか

第19章 本書のまとめ――あなたが学んできたこと

第20章 告白――著者の「サイコロジー・オブ・マネー」

【ベストセラー】「サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット 」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】

ブラックスワン 5つの考え方

  1. いい偶然と悪い偶然を区別する
  2. 細かいことや局所的なことに拘るな
  3. チャンスに見えることに片っ端から手を出す
  4. 政府が持ち出す細かな計画には用心する
  5. 予想屋と喧嘩しても無駄だと知る

ブラックスワン 大掛かりで害の多い予測は無視

  • 大きな失敗、 特に致命的になりそうな失敗は とても心配する。
  • 「有望な」株式市場、 「安全な」 優良株・・・
  • 世に騒がれる華々しいリスクは無視し、 隠れた リスクを心配する。

ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質
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