15年以上投資をすれば、確率論的にほぼ100パーセント増える
株式市場への長期投資は、短期的には損失が出るリスクがあるものの、15〜20年以上の長期保有を続けることで、歴史的に元本割れの確率がほぼゼロに収束することがデータで証明されています。
短期的な不確実性と長期的なデータ実績の比較は以下の通りです。
保有期間と元本割れ確率の推移
(S&P 500等の主要株式インデックスデータに基づく)
保有期間1年:勝率は約70〜75パーセント(約25〜30パーセントの確率で元本割れ)
保有期間5年:勝率は約85〜90パーセント
保有期間10年:勝率は約95パーセント以上
保有期間15〜20年:元本割れ確率0パーセント(過去100年以上の歴史上、どのタイミングで買ってもプラスのリターン)
長期保有によるデータ上の利点
- 短期的なボラティリティの相殺:世界恐慌、リーマンショック、ITバブル崩壊といった暴落を経ても、15年以上保有を続けたデータではすべての期間でプラスの収益率を記録しています。
- 幾何学的な成長(複利効果):世界の人口増加と経済成長、企業の利益再投資が継続する限り、市場全体に分散投資された資金は長期的に右肩上がりの曲線を描きます。
「必ず増えるわけではない」という指摘は短期〜中期の視点においては事実ですが、適切な分散と15年以上の時間を組み合わせることで、確率論的に限りなく100パーセントに近い期待値へと収束させることが可能です。
世界全体へ分散投資をすれば、資産が増加する確率は限りなく100%
過去の長期データを見れば、リスクを抑えた分散投資を15年から20年以上継続した場合、元本割れせずに資産が増加した確率はほぼ100%です。
日本全体および世界市場のデータから、長期投資が成果につながる理由を説明します。
保有期間と元本割れ確率の関係
主要な株式指標(S&P500や全世界株式など)に投資した場合、保有期間ごとの元本割れ(損失)の発生確率は明確に低下します。
* 保有期間1年:元本割れ確率 約20%〜25%
* 保有期間5年:元本割れ確率 約10%〜15%
* 保有期間10年:元本割れ確率 約5%未満
* 保有期間15年以上:元本割れ確率 0%(過去データにおいて損失が出たケースなし)
※米国S&P500指数などの1926年〜2020年代の過去データを基にした分析結果です。短期では暴落や世界恐慌による下落が発生しますが、20年という単位で見れば、どのタイミングで買い始めてもプラスのリターンで収束しています。
世界経済の成長率
株式投資の本質は、世界全体の経済活動への参加です。
- 過去50年以上の世界全体の平均GDP成長率:年約3%〜4%
- 全世界株式(MSCI ACWIなど)の長期平均年利回り:約6%〜8%
世界人口の増加やテクノロジーの進化により、世界全体の経済規模は拡大し続けています。特定の1社や1国に集中させず、全世界に分散投資を行うことで、世界経済の成長の波に確実に乗ることができます。
インフレによるリスク回避
「投資をしないリスク」を数値で比較します。
- 現金(預金)
金利がほぼゼロの状態でインフレ率が年2%上昇した場合、10年後に実質的な購買力は約18%減少します。20年後には約33%減少します。 - 資産運用(年利5%想定)
20年で資産は約2.65倍になります。
投資には短期的リスクが存在しますが、現金のまま保有し続けることは「インフレによる購買力の低下」という確定した損失を受け入れることと同等になります。
短期的には下落する可能性が常に存在しますが、十分な時間を確保し、世界全体へ分散して投資を行うことで、資産が増加する確率は限りなく100%に近づきます。

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