エストニアの国防相、ウクライナ向け砲弾調達中にインドの詐欺に引っかかり辞任

ハンノ・ペヴクルは、砲弾取引をめぐる犯罪捜査が開始された後、辞任した

エストニア国防相のハンノ・ペヴクル(Hanno Pevkur)がウクライナ支援向け砲弾調達を巡る7,000万ユーロ(約110億円)規模の契約トラブルを受け、辞任を表明しました。発注先は実体の乏しい会社で、届いた砲弾も不良品であったことが発覚し、政治責任をとる形となりました。

SNS上の投稿内容と、報道されている事実関係は以下の通りです。

事態の経緯

エストニア国防省の調達機関(RKIK)は2024年、ウクライナ支援用の155mm砲弾確保のため、イタリア登録の「Datasel SRL」社(インドのNeco Defence Munitions関連企業)と契約を締結し、約7,000万ユーロの前払いを行いました。

この企業は過去に砲弾の販売実績がなく、納入の遅延が相次ぎました。

2025年に届いた初期出荷分を検品したところ、不良品や不完全品であることが判明し、ウクライナへの送付は見送られました。

政治的影響と辞任の背景

国家監査院が国防支出や調達管理に関する批判的な報告書を提示し、検察当局も調査を開始しました。

ペヴクル国防相は契約の詳細を直接把握していなかったものの、管轄組織のトップとして政治的責任をとるとして2026年9月2日に辞任を発表しました。

SNS投稿と事実の整合性

投稿に書かれている「イタリアのダミー会社を通じてインド企業へ前払金が渡った」「ペヴクル国防相が辞任した」「砲弾が届かなかった・不良品だった」という骨子は事実と一致しています。一方で、単なる架空の「詐欺(scam)」というよりは、実績のない企業とのずさんな調達契約や品質トラブルが失敗に繋がったと報じられています。

 

 

エストニア国防相がウクライナ向け7,000万ユーロの砲弾スキャンダルで辞任

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