2025年10月27日 参政党、国旗損壊罪法案を提出 神谷代表「他国の国旗はダメで自国の国旗は良いはいびつ」
参政党は2025年10月27日に、議員立法「日本国国旗損壊罪」を参議院に単独で提出しました。この法案は、日本の国旗(日本国国章)を侮辱目的で損壊、除去、汚損した場合に対し、2年以下の拘禁刑または20万円以下の罰金を科すことを定めています。現行の刑法では外国の国旗損壊には罰則があるものの、自国の国旗損壊に対する刑罰規定はありませんでした。参政党の神谷宗幣代表は、参院選の街頭演説で日本国旗に「バツ」を付け妨害する行為があったことを背景に、この法制化の必要性を訴えています。
神谷代表は、「他国の国旗を損壊するのはダメで、自国の国旗は良いというのは矛盾で不公平であり、至極真っ当な要求」と述べ、自国の国旗も同様に尊重されるべきだと強調しました。
この法案は参政党が議席を大幅に伸ばし単独提出を可能にしたもので、自民党と日本維新の会の連立政権の合意書にも、2026年通常国会で「日本国国旗損壊罪」制定を目指すと明記されています。日本維新の会代表も協力姿勢を示しており、今後共同で法案成立を目指す意向です。
つまり、参政党は自国の国旗の損壊に対しても罰則を設け、他国と同様に扱うべきだという観点で法案を提出し、与党との連携で法制化を推進しています。
