中国のロボティクスは「電気自動車 vs 内燃車(ハイブリッド)」みたいな結果になる

中国の人型ロボットがマラソン・カンフーなどアピールばかりで実用性がない。AIに聞いてみたら「革新的な部分は公表できない。BYDへの納品実績があり、工場で稼働している」との事。世界のロボティクス産業の勢力図がとても気になる。

私は日本人だから当然、日本企業を応援している。ファナックのような人型ではないロボットの方が現実的だとも思っている。この動画で見せているのも「表に出しても差し支えがない技術」だと思う。最先端では何が起きているのか、興味深い。

  • 追記)AIヒューマノイドロボットはアーリー・アダプターが買ったらそれで需要は終わるかも。数年後、「電気自動車 vs 内燃車(ハイブリッド)」みたいな結果になるのかな。似たような空気を感じる。理想と現実の折り合いがつくのか。

 

 

「人型ロボのダンスパフォーマンスは低俗」ネットで有名な大学教授が公の場で批判し物議―中国

中国の著名な教授による「人型ロボットのダンスは低俗」という批判は、技術の「見せ方」と「本質的な目的」をめぐる対立を浮き彫りにしています。批判側は実用的な課題解決を重視すべきだと主張する一方、開発側や支持派は、パフォーマンスもまた高度な技術の結晶であり、市場活性化に不可欠であると反論しています。

批判の背景と主な主張

ネット上での影響力が大きい鄭強(ジョン・チアン)氏は、人型ロボットのダンスを「低級かつ凡庸な産物」と断じ、公の場でその応用方法を批判しました。

また、華中科技大学の李培根(リー・ペイグン)氏もこれに同調し、ロボット開発は人々の歓心を買うようなパフォーマンスではなく、産業現場の具体的な問題解決に注力すべきであるとの見解を示しています。

これらの批判の根底には、最先端の科学技術はもっと「高尚」または「実利的」な目的に使われるべきであるという、アカデミックな立場からの価値観があると考えられます。

産業界と研究者の反論

これに対し、学界や産業界からは強い反発の声が上がっています。主な反論の内容は以下の通りです。

技術的価値の軽視

宇樹科技(ユニツリー・ロボティクス)の王興興(ワン・シンシン)CEOは、ダンスや複雑な動きの一つひとつが、材料加工やエンジニアリングにおける長期的な技術革新の成果であると主張しています。

イノベーションの阻害

批判は社会の創造性や熱意を冷ますものであり、ハイエンド技術を身近なものにすることは市場を活性化させ、さらなる研究開発資金の確保につながるという指摘があります。

実装プロセスの否定

「まず動くことを見せる」ことは、技術の成熟度を証明し、一般社会への受け入れを促進するための重要なステップであるという見方が一般的です。

議論の論点

この物議は、以下の二つの視点の乖離を明確にしています。

実用主義的な視点

ロボットは労働力不足の解消や危険作業の代行など、社会的な課題を解決するための道具であるべきだという考え方です。

発展段階的な視点

エンターテインメントを通じた技術の誇示は、ハードウェアの制御能力やバランス感覚を磨くための高度な試験場であり、普及のための広報活動でもあるという考え方です。

中国国内では、技術の急速な発展に伴い、その「使い道」についても国民的な関心が高まっていることが伺えます。

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