アメリカの危機。民主党と左翼

一人の男の宣言書 建国250年を擁護して

One Man’s Manifesto In Defense Of 250

著者のジョン・ガロは、自身の政治的立場とアメリカの現状への危機感を率直に述べている。

1. 発端:スペインでの出来事

2025年11月、著者はスペインのサンセバスチャンで偶然出会った若いアメリカ人女性とトランプ氏の再出馬について口論になる。彼女は「トランプは憲法を変えて必ず再選する」と主張し、著者が自身の考えを述べると「ひどい人間だ」と非難された。この経験が、現在のアメリカの分断を象徴していると著者は振り返る。

2. 著者の経歴と政治的立場

  • 名門校で教育を受け、当初は民主党に投票(1976年、ジミー・カーター)していた。
  • しかし次第にリベラリズムの矛盾を感じ、共和党支持に転向。
  • 2016年はトランプの性格を嫌い棄権したが、2020年・2024年はトランプに投票。
  • 左派の友人から「裏切り者」と呼ばれ、ゴルフ仲間からも排除されたが、自分の価値観に後悔はない。

 

3. 民主党と左派急進派への批判

  • 2017年以降、民主党は「トランプ嫌悪」に取り憑かれ、異常な行動を取るようになったと主張。
  • ピンクの帽子(女性行進)、暴力を容認する発言(マドンナ、ジョニー・デップ、キャシー・グリフィンなど)
  • リンカーンやワシントンの名前を学校から削除、銅像撤去
  • 保守派のDOX化、言論弾圧、職を失う事例
  • BLM、CRT、反人種差別論への批判は即「偏屈者」扱い
  • 「エクイティ(衡平)」を絶対原則とし、1619プロジェクトを歴史として教え、ジェンダーやスポーツの問題で非現実的な主張を行うようになった。

4. 二つの勢力の収束

  • 伝統的民主党:権力を維持・拡大するため、規則を変更(フィリバスター廃止、DC・プエルトリコの州昇格、最高裁判事を13人に増員、選挙人制度改革)。一党支配を狙っている。
  • 極左/社会主義派:資本主義を社会主義に置き換えたい。アレクサンドリア・オカシオ=コルテスやマムダニのような政治家が「富裕層増税」を唱え、若者に資本主義批判を広めている。

5. 暴力の正当化と歴史的類似

  • 民主党はトランプ支持者を「ファシスト」「ナチス」「人でなし」と呼び、暗殺や暴力を誘発するレトリックを使っていると批判。
  • スーザン・ライス:「共和党支持企業は報復される」
  • ハキーム・ジェフリーズ:「最大限の戦争状態」
  • ジェームズ・カービル:「マイク・タイソンのパンチを食らう」
  • ヒトラー比喩は危険。精神的に不安定な人間が「ヒトラーを殺すのは正義」と行動する。
  • 実際に起きた暴力事例:
  • トランプ暗殺未遂(3回)、最高裁判事への暗殺未遂、保守派思想指導者の暗殺
  • ジョージ・フロイド暴動:死者25人、20億ドル以上の物的損害
  • ICE職員への襲撃(2025年:238件)、テスラ販売店放火
  • ミネソタ州議員2人の殺害(2025年、右翼による)
  • ジャーナリストへの殺害予告多数
  • しかし全体として「左右同罪」論は誤りであり、暴力の大半は左派から来ていると主張。

6. 反ユダヤ主義の増加

  • 2023年10月7日のイスラエル攻撃以降、反ユダヤ主義事件が急増(2024年:7,300件、2025年:6,700件)。
  • これは極右ではなく、主に「フリー・パレスチナ」運動を掲げる極左から来ている。
  • 民主党メイン州支部が、胸にナチスのタトゥーを入れた上院候補者を擁立した例もある。

7. 結論:250年のアメリカを守れ

  • アメリカは完璧ではないが良い国であり、革命と抗議の伝統を持つ。
  • しかし現在の左派の暴力と憎悪は異常であり、南北戦争や20世紀初頭の社会主義暴動に匹敵する。
  • 伝統的民主党は極左の暴力に沈黙し、有害な関係を続けている。
  • 保守派は声と投票箱という二つの正当な武器を持っている。
  • ジャコバン派(フランス革命の急進派)と同じ精神を持つ左派が門を叩いている。
  • レーガンの言葉を引用:「もしファシズムがアメリカに来るなら、リベラリズムの名において来るだろう。」

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