受け入れる業者と、雇う企業が改善しなさいよ
背景には留学生や技能実習生の比率の高さと生活・労働環境の問題
日本における外国人別犯罪率で、特にベトナム人の犯罪件数は増加傾向にあり、2024年の訪日外国人犯罪検挙件数においてベトナム人が最多で、全体の約44.5%を占めています。検挙件数は9,690件、検挙人員は3,990人で、中国を大きく上回っています。主な犯罪は窃盗(特に万引き・侵入窃盗)が多く、入管法違反や偽造在留カードの所持も多く報告されています。
具体的には、ベトナム人の犯罪件数は令和2年度には2,931件で全体の31%を占め、中国の2,666件(28%)より多く、その後も増加し続けています。技能実習生や留学生が多く来日していることが背景にあり、経済的困窮や労働環境の問題が犯罪増加の一因とされています。
全体として、来日外国人による犯罪数は増加傾向にあり、特にベトナム人の増加が顕著です。外国人全体の検挙件数は2024年には約21,794件、検挙人員は12,170人で、そのうちベトナム人が占める割合が非常に高い状況です。
犯罪率を正確に把握するには在留外国人の総数と比較する必要がありますが、ベトナム人の犯罪件数の増加は事実として認められています。
まとめると、日本での外国人別犯罪率においてベトナム人は検挙件数・人員ともに最多で、特に窃盗関連の犯罪が多く、背景には留学生や技能実習生の比率の高さと生活・労働環境の問題があるとされています。
考えすぎてしまうあなたへ 心配・落ち込み・モヤモヤ思考を手放すセラピー
心配や落ち込み、モヤモヤした思考を手放すための心理療法的アプローチをわかりやすく解説しています。
本書のポイントは次のとおりです:
- 「考えすぎ」とは、有害になる形で繰り返し考え続けることで、それに多くの時間を費やすことを指します。
- その心配や不安の背景には、冷静な判断を妨げる「思考ウイルス」と呼ばれる考え方のクセが隠れているとし、それを自分で言語化・整理して取り除くための方法を紹介。
- 認知行動療法(CBT)をベースに、誰でも理解しやすい言葉で解説。ティーンエイジャーから大人まで幅広い年齢層に有効な手法が盛り込まれています。
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著者のグウェンドリン・スミスは、不安障害や気分障害を専門に臨床心理学者として活躍し、アートを活用した認知行動療法を提唱。若者向けに前著もあり、本書は成人の心配等の悩みに焦点を当てつつも、どの年齢層にも役立つ内容です。
この本は、自分の考えすぎのクセを理解し、適切に対処しながら健康なメンタルを回復したい人に向けた実用的なセラピーガイドとしておすすめできます。内容は心理学の専門知識がなくてもわかりやすく、丁寧にステップが解説されているのが特徴です。
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