EV所有者でも信じ込む「電気自動車をめぐるデマ」が広がる理由
広がる誤情報とその内容
- 世界中でEV(電気自動車)に関する誤情報が広まっており、多くの人が「EVはガソリン車より火災リスクが高い」「排出ガス削減効果がない」「健康に悪影響を及ぼす電磁波を出す」といった主張を信じていることが、クイーンズランド大学主導の国際調査で明らかになっています。これらの主張はすべて、科学的に誤りであると立証されています。
EV所有者も信じてしまう背景
- この調査によると、EVの所有者でさえもこうした誤情報に同意する傾向が強いことが分かりました。つまり、正しい知識や実体験の有無にかかわらず、社会全体に誤った認識が深く浸透していることが示されています。
拡散の主因は「陰謀論的思考」
- 意外なことに、教育レベルの高さと誤情報への信じやすさには大きな相関がなく、むしろ「陰謀論的思考」が誤情報を受け入れる最大の要因となっています。これは「世界は腐敗や秘密のたくらみに満ちている」と信じる傾向であり、ワクチンや風力発電など他の科学技術への不信とも関連しています。
典型的なデマと正しい情報
- 「EVはガソリン車より火災を起こしやすい」→ スウェーデンの統計によれば、EVの火災発生率はガソリン車やディーゼル車の20分の1に過ぎません。
- 「EVは排出ガス削減効果がない」→ 一般的なEVはバッテリー製造時のカーボンデット(炭素負債)を2年以内に相殺し、ライフサイクル全体のCO2排出量はガソリン車の約3分の1です。
- 「EVの電磁波が健康に悪影響を及ぼす」→ EVが低周波磁場を発生させるのは事実ですが、その磁場が人間の健康に悪影響を与える証拠はありません。
なぜ誤情報が広がるのか
- 都市伝説や根拠のない俗説、事実の一部を切り取った情報操作、憶測による理屈が複雑に絡み合い、EVに対する認識が歪められている。
- 一部メディアによる「EV失速」のような誇張報道も、冷静なデータ分析を欠いたまま印象を強めている。
誤情報対策として有効な行動
- 事実に基づく資料や研究を参照すること
- ChatGPTのようなAIとの会話を通じて、誤情報を見抜くリテラシーを高めること
- EVをめぐる誤情報の広がりは、単なる知識不足だけでなく、社会心理や情報環境、そして陰謀論的思考の影響が大きいことが明らかになっています。持続可能なモビリティ社会の実現には、正しい情報へのアクセスと冷静なデータ分析が不可欠です。
大事なのは「バランス」 です。でもEV推進派は狂ったように電気自動車を推します。ダイハツの不祥事を持ち出して、日本メーカーを叩いてまで。
EVカーは地球ではなく自動車産業を救うためだけのもの
アメリカの若者にEVカーについてインタビューしたところ、米国の自動車産業を救済するためだけのもので、環境をむしろ破壊していると正論を語って注目を集めています。そんなEVカーの裏事情に気づいたアメリカ人に、海外からは多くのコメントが寄せられていました。
海外「これはガチ!」日本車にEVカーで対抗する米国の思惑がバレて海外からコメントが殺到中
- EVカーは地球ではなく自動車産業を救うためだけのもの。
- 自動車用に作られた都市がないと使い物にならない。
- リチウム採掘は世界中でいろいろな問題を引き起こしてる。
- 免許がない人でも利用できる公共交通を充実させるほうがよっぽどいい。
- 私は免許を持ってないし、一生車に乗りたいと思わない。
- 人々のために都市づくりをしてほしい。
誰もEVを買わない。ディーラーが売ろうとパニック
EVカーは不要論を語るトヨタ自動車が話題になっていました。トヨタ自動車が「EVカーが市場の主流になることは決してない」との持論を展開。実際にEV需要は激減し、トヨタ株が上昇するという形で消費者も応えていることに注目が集まっています。そんな日本車勝利に見えてきた市場に、海外からは多くのコメントが寄せられていました。
海外「言い返せない!」EVに対して勝利宣言をする日本に海外からコメントが殺到中
- EV市場とかどうでもいい、EVは市場の30%にしか達しないと計算で出たのだとトヨタがEVをこき下ろしてる。
- 他はハイブリッド、燃料電池、水素エンジンになるし、そこにはすでに投資してるのだと。
- 誰も買わないから、EVを必死で売ろうとディーラーがパニックを起こしてる。
- 非EVカーよりも値下がりが早いし、本当にそれだけの価値があるのか、みんな疑問に思ってる。
- トヨタ株はすでに今年だけで11%も上昇してるよ。
- トヨタは遅れてると言ってた人たちは、たぶん有料記事を投稿して、コメント欄を埋めてただけでしょ。
電気自動車、タイヤの減り早すぎ。交換ペースがガソリン車の倍以上
現在は別職ですが2級持ちの元整備士です。電気自動車は同サイズのエンジン車と比べると重量は重くなり、走行抵抗を減らす為にタイヤサイズ(特に幅)は貧弱。前々から思ってはいましたけど電気自動車の生産、バッテリーの消費とリサイクル廃車に至るまで従来のエンジン搭載車とトータルで比べたら本当にecoなんだろうか?それ以上にタイヤの減りとか当たり前の結果なんだけど車のメカニズム、重量が及ぼす物理的な事を分からないで乗っている人間が多いことに恐怖を感じます。
バッテリーも重いですし、バッテリー周りは事故の衝撃で発火しないように頑丈な装甲を施されたフレームで守らないといけませんし。あえてテスラはメリットとして、低重心となり安定性が高いと言ってますが、本当は軽くしたいだろうと思います。EV先進国のアメリカではハイブリッド車が売れている現実から、EVはまだまだ主力になり得ないという事がわかります。
あまり注目されてこなかったがバッテリーの重さってシャレにならないね・・・。大きなハイエースやランクルでも燃料満タンの重さは100キロにも及ばない上に当然走れば減って軽くなるもんな。いくらモーターは加速に優れていると言っても重いものを力任せに加速させればタイヤの摩耗も進むだけではなく燃費(電費?)も悪くなる。弱点のひとつである走行距離の短さをバッテリー容量を増やして補おうにも悪循環だね
サクラですら同系車のデイズに比べて400kg重いと言いますから、軽貨物が積載量350kgなのを考えても、毎日満載で走らせてるのと同じですからね。これでシビアコンディションの街乗りやらせてストップアンドゴーと小回りを繰り返せば、タイヤが悲鳴を上げるのも早いでしょう。寒冷地ならスタッドレスも必須になりますし、安全を考えたらタイヤの出費は購入費以上に負担になる。記事の粉塵によるサケの大量死は人災そのものって感じですね。アスファルトや道路に引くラインもも早く剝がれてしまい、それでも道路維持費はタダ同然って、BEV自体が害悪に思えてきます。
タイヤが摩耗するってことは、道路も摩耗するってことだろう。白線や横断歩道なんかも、摩耗が激しくなり塗り替え頻度が上がったり、重量が重くなると夏場にアスファルトが押し潰されて道路がくぼんだり変形したりしやすくなって道路の補修工事の頻度もますのだろう。道路インフラの老朽化対策が問題になっているところに寿命が更に短くなるとは、道路管理費が大変だ。
製造から廃棄まで、至るところエゴカー!急速充電なんて、雑居ビル一棟分程度の電力を消費するじゃないか!その電力を作るために、どれだけの化石燃料を使うことやら…。軽いレシプロエンジン車の方がよほどエコカーだよ。
国交省内で最近高速道路料金の見直しが始まった。軽自動車も含めて、全体の料金区分を見直す。車の進化と共に重量が増え、道路への負担が増えているのが理由。比較対象がガソリン車vsEV車、従来バスvsFCEVバスと、いかにも増えていると公表している。まだEVやFCEVは全体の普及率は全然低いのに、そのせいで道路劣化が進んでいると資料をまとめている。これを口実に料金値上げへ加速は進んでいく。どうせなら、一般財源化へ移行した自動車重量税を道路財源へ戻し、道路修繕に回せばいいと思う。
昨年世界一売れたTesla model y と同程度の車格のレクサスRXを比べると大した重さの違いはない。動力性能に優れ、急発進、急旋回できるmodel y の方がタイヤに負担が多く減りが早いのは否めない。高性能であることを非難しているのと同意である。ただ、Euro7でタイヤの粉塵規制も対象となったので、粉塵による環境への影響は気にしなくて良い。
衝突強度がガソリン車と同等だとしたら、追突事故もより重大事故になるのでは。それに車重が重いとブレーキにも負担が。先日のトレーラーに挟まれた軽のような事故が頻発する気が。EVの方が車の寿命が長いなんて記事もあるけど、重要部分に負担がかかり故障も多くなる気が。
記事内にあるタイヤ粉塵ですが、海に流れ込む一次マイクロプラスチックの28%を占めているとの研究結果があります(IUCN 2017)。またタイヤを作る際の合成ゴムの添加剤が強力な毒性を持つため、それが流れ込んだ川や海が汚染されます。そして(乗り方にもよりますが)ガソリン車より重い車体と強いトルクで20%程度多くタイヤをすり減らすようで、その分マイクロプラスチックも多く出します。私自身は電気自動車が全部ダメではないとは思っていませんが、ただ電気自動車=エコ、次世代車…というのもちょっと疑問ですよね。両極端な発想はしたくないです。