高市陣営の総裁選時の中傷動画「資料の時系列がおかしい」「共同通信の訂正説明が不十分」だが、「報道全体が捏造」と結論づけるのは早計

DQN

高市陣営の「総裁選時の中傷動画」に未来の写真が使われている矛盾。共同通信は画像削除するも説明せず

高市早苗首相の陣営がAIを使って他候補を中傷する動画を作ったとされる報道のうち、共同通信が公開した資料画像に時系列の矛盾があったことを指摘し、そのうえで共同通信の訂正・削除の説明が不十分だと批判している内容です。

1. どんな「矛盾」が指摘されたのか

  • 共同通信は、高市陣営が2025年秋の自民党総裁選期間中にAIで作成したとされる中傷動画の一場面を、記事の資料画像として公開しました。
  • ところが、その画像に使われていた写真は、実際には2026年2月7日に撮影されたものと確認されています(朝日新聞の2026年2月8日付記事に掲載された写真が元ネタとされています)。
  • つまり、「2025年の総裁選時に作られた」と説明された動画の場面に、その後に起きる2026年衆院選の時期の写真が入っているという時系列の矛盾が生じている、という指摘です。

2. 共同通信の対応とその問題点

  • この矛盾の指摘を受けて、共同通信は該当の画像を削除し、記事を訂正しました。
  • しかし、その説明文は「記事や写真の一部について、事実関係に疑義が生じたため、訂正・削除しました」という一文だけで、何がどう誤っていたのか、どんな疑義が生じたのかは一切説明していません。
  • 筆者は、特に今回のように「現職首相が選挙で他候補を中傷する動画を作った」という重大な疑惑を扱う報道において、根拠資料の一部に疑義が生じたなら、その内容を具体的に説明するのが報道機関として当然の責任だと主張しています。

3. 「だから報道全体が捏造」とは言い切れない理由

記事では、以下のように整理されています。

  • 資料の扱いがずさんだったことは確か
    時系列が合わない画像を「総裁選時の動画」として掲載したのは、少なくとも情報の取り扱いが不十分だったと言えます。しかし、その原因はいくつか考えられます。「共同通信側がキャプションや時期を間違えた」「情報提供者が誤った資料を渡した」「後から作られた偽の資料だった」など、現時点ではどれが正しいか区別できないとしています。
  • また、報道されている中傷動画は総裁選と衆院選の両方で作られたとされているため、2026年2月の写真が素材の中に存在すること自体はおかしくないと指摘しています。
  • 矛盾しているのは、あくまで「総裁選時の動画」と説明された画像に、衆院選時期の写真が入っていた、という説明の部分だけです。
  • したがって、「資料の扱いがずさんで、訂正の説明も不十分」というところまでは言えるが、「だから報道全体が捏造」と断定するには材料が足りない、というのが筆者の立場です。

4. 筆者が求めていること

  • 共同通信に対し、なぜ事実関係に疑義が生じたのか、その具体的な内容を読者に説明することを求めています。
  • もし報道に根拠があるのであれば、むしろ誤りがあった部分を明確にし、残りの報道の信頼性を回復するような説明を行うべきだ、という主張です。

要するに、この記事は「資料の時系列がおかしい」「共同通信の訂正説明が不十分」という点を批判しつつも、その一点だけで「報道全体が捏造」と結論づけるのは早計だと注意を促している内容になっています。

 

 

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