謎は深まる:森林で発見されたロスアラモス国立核研究所の行方不明職員の遺体
- Mystery Deepens: Remains Of Missing Los Alamos Nuclear Lab Employee Discovered In Forest
ロスアラモス国立研究所の職員だったメリッサ・カシアス氏(54歳)の遺体が、失踪から約11ヶ月ぶりにニューメキシコ州の森林地帯で発見されました。
トランプ大統領によるUFO情報の全面開示命令と、それに伴う機密ファイルの公開が進む中で、機密性の高い政府プログラムに関わる人物の不審な死亡や失踪が相次いでおり、今回の事件もその一環として注目を集めています。
遺体のそばからは拳銃が発見されており、警察は自発的な失踪の可能性を示唆していますが、デバイスのデータが初期化されていたことや、同様の分野の専門家が相次いで失踪していることから、国家機密の隠蔽に関わる組織的な関与を疑う声も上がっています。
主な事実関係と経緯
メリッサ・カシアス氏は2025年6月26日、携帯電話や身分証明書を初期化して自宅に置いたまま失踪しました。
家族や民間調査員は、彼女が経済的な問題でセキュリティクリアランス(機密情報へのアクセス権限)を失い、精神的なストレスを抱えていたことが失踪の原因であると主張しています。
ニューメキシコ州警察は、ハイカーによって発見された遺体がカシアス氏のものであると確認しましたが、死因や死亡時期については現在も調査中です。
背景にある相次ぐ失踪事件
元FBI副長官のクリス・スウェッカー氏は、機密を扱う研究所の事務アシスタントは重要な情報を知り得る立場にあり、標的にされるケースは過去にもあると指摘しています。
2026年2月には、UFO情報の番人と称された元空軍少将ウィリアム・ニール・マッカズランド氏が、情報開示命令の数日後に失踪しました。
2026年4月中旬までに、NASAのプロジェクト、核推進、航空宇宙工学、ジェット推進研究所(JPL)のロケット技術など、先進技術やUFO関連プログラムに携わっていた専門家たちの失踪や死亡が少なくとも11件報告されています。
ロサンゼルス郡に関連する4人を含む、11人の科学者の失踪または死亡が連邦政府の精査を引く
- 11 missing or dead scientists draw federal scrutiny, including 4 tied to LA County
米国で軍事、原子力、航空宇宙などの機密研究に関わっていた科学者やスタッフが相次いで死亡・失踪している問題について、連邦政府による本格的な調査が始まっています。
トランプ政権は、高いセキュリティクリアランス(機密アクセス権限)を持つ人物を対象とした一連の事案に共通点がないか調べるよう、連邦捜査局(FBI)やエネルギー省に指示を出しました。
また、下院監視委員会もこれらの一連の事件が国家安全保障上の重大な脅威になる可能性があるとして、FBIなどに情報提供を求めています。
対象となっているケースのうち、少なくとも4件がカリフォルニア州のロサンゼルス(LA)郡の機関や研究者に深く関連しています。
LA郡に関連する4つの主な事例
モニカ・ハシント・レザ(Monica Jacinto Reza)
NASAのジェット推進研究所(JPL)およびエアロジェット・ロケットダイン社に所属していた60歳の航空宇宙エンジニア。
2025年6月22日、LA郡のアンジェレス国立森林公園の登山道を友人とハイキング中に失踪しました。
同行していた友人によると、約9メートル離れた位置で目が合い、彼女が笑顔で手を振って問題がないことを示した直後、次に振り返ったときには跡形もなく姿を消していたとされています。
彼女はロケットエンジン用のニッケルベース合金の共同開発者であり、JPLの材料加工グループのディレクターを務めていました。
カール・グリルメア(Carl Grillmair)
カリフォルニア工科大学(Caltech)およびNASAの赤外線処理分析センター(IPAC)に所属していた67歳の高名な天体物理学者。
2026年2月16日、LA郡のアンテロープバレーにある自宅の玄関先で銃撃され死亡しました。
警察は近くでカージャックを起こした29歳の容疑者を逮捕していますが、この容疑者は数ヶ月前にもライフルを持ってグリルメア氏の敷地に不法侵入したとして逮捕されていました。具体的な犯行動機は公表されていません。
マイケル・デイビッド・ヒックス(Michael David Hicks)
JPLに約25年間勤務していた59歳の科学者。
地球の環境マッピングを行うミッションや、木星の衛星エウロパなどの氷の天体で生命の痕跡を探すための機器設計に携わっていました。
2023年に死亡しましたが、死因についての詳細は公表されていません。一連の不審な事案の起点として議会などから注目されています。
フランク・マイワルド(Frank Maiwald)
JPLの主席研究員を務めていた61歳の専門エンジニア。
宇宙ミッションにおける重要な観測機器の設計などを担当していました。
2024年7月4日にロサンゼルスで死亡しました。
政府および当局の対応
下院監視委員会のジェームズ・コマー委員長は、原子力機密やロケット技術に関わる科学者たちがこれだけ連続して死亡・失踪している現状について、当初は陰謀論だと思っていたものの、現在は国家安全保障上の深刻な懸念であると捉えている旨を明かしています。
FBIはこれらの事案に犯罪的な関与や組織的な陰謀が隠されていないか、地方警察や関係省庁と連携して捜査を主導しています。
一方で、NASAの広報担当者は国家安全保障上の脅威を示す兆候は現時点で確認されていないと発表しており、一部の遺族も生前の個人的なトラブルや健康上の問題を指摘するなど、個別の事案である可能性も残されています。


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