国別のトラの生息数
1位 インド:3400
2位 ロシア:750
3位 バングラデシュ:430
4位 タイ:405
5位 マレーシア:355
6位 インドネシア:340
7位 ネパール:200
8位 ブータン:100
9位 中国:55
10位 ミャンマー:26
11位 ベトナム:5
12位 ラオス:3
トランプ支持者が、アメリカを分断しようとしている
共和党が、トランプ一色になっている訳ではない。トランプ氏の政府文書の中身が非常にやばい資料を隠していた可能性もあり、トランプ一家の議員を除いて、共和党員が民主主義を破壊する人物に味方するとは思えない。現在、トランプ氏が司法妨害した可能性と国家安全保障に及ぼす潜在的なリスクの評価、2021年1月6日の議事堂乱入事件問題、2020年選挙が不正であるとのジョージア州問題、かつ最高裁判所の判事にトランプ大統領時に3人任命して、過半数が共和党寄りの最高裁が中絶法の否定という判決を下した問題などで、共和党の支持率が下がっている。特に、女性と若者の支持率が下がっている。内戦と言っているのは、熱狂的なトランプ支持者だけであり、彼らが内戦と煽っている。トランプ支持者が、アメリカを分断しようとしている。
「バイデンは国家の敵」とトランプ氏が糾弾 アメリカは「内戦」状態との論調も
トランプの場合は終始、国民の中で敵を作って支持を集める手法
まぁアメリカだと選挙ではネガティブキャンペーンが当たり前だからね。選挙になればこのくらいの非難の応酬は普通じゃないの?それだけ選挙が激戦ということなんだろうね。ただ選挙が終わってもこういう姿勢でいたらそれは問題だ。トランプの場合は終始、国民の中で敵を作って支持を集める手法だったから問題だったんだよ。湾岸の英雄で国防長官だったジェームス・マティス氏が「これまで私が生きてきた中で、米国民を団結させようとしない大統領は、ドナルド・トランプ氏が初めてだ」と述べたように。マティスはそれに軍が利用されることをとにかく嫌がった。だからクビにされた。
バイデンが危いから、こんな低レベルな争いになってしまう
コロナと、ロシアのウクライナ侵攻で、物価高騰などで世界経済がおかしくなっているからね。こういう時に自国最優先を打ち出してでも米国経済の事だけを考えてやるトランプを待望する人達も出てくる可能性はあるんだよな。本来なら終わった人として片付けられるのに、バイデンがどこまでやれるか、そこがまだまだ見えないと言うか、危うさしかないから、こんな低レベルな争いになってしまってるんだよな。
トランプさんは不安。バイデンさんはよくやっている
今、世界は一気に国際秩序再編へ動いていますからね。バイデンさんはアフガン撤退してウクライナや中国との対立にも及第点対応しているし、今更トランプさんは不安かな。バイデンさんで不安だったけど、よくやっているので、今はトランプさんになる方が不安かな。
まともなアメリカ国民なら「トランプが国家の敵」であることは明白
「トランプは国家の敵」ではないのか。支持者を議事堂へ侵入させたり、国家機密を自宅に持ち込んだりと、これで何故いまだに支持者がいるのかが実に不思議。常識のあるまともなアメリカ国民なら「トランプが国家の敵」であることは明白と思うが。
2020年9月26日
ドナルド・トランプ米大統領は就任当初、国家安全保障関連の最高幹部として数名の退役将軍を登用し、自称「史上最大」の国防予算強化を誇らしげに打ち出した。
同盟国に自前の軍事支出の増額を求める政策を外交の要に据えるとともに、米軍に数千名の犠牲をもたらしてきた中東地域での「切りがない愚かな戦争」から手を引くことを公約した。
だが共和党出身のトランプ大統領は、その一方で軍トップの将軍らを嘲笑し、いくつかの重要課題に関する彼らの情報や提言に耳を傾けず、その知性や勇気、兵士たちに対する責任感に疑問を呈した。
トランプ大統領が政権浮揚のために軍を利用し、政治的に中立であろうとする国防総省の努力を意図的に損なっている、との批判もある。
ビジネスマンとして、テレビのリアリティーショー番組でも活躍したトランプ氏は、ときには味方である共和党内も含めてエスタブリッシュメントを批判しつつ、2016年に大統領選挙に勝利して初の公職に就いた。
最近では新型コロナウイルスに関する政府内の公衆衛生専門家の提言を無視するなど、公然とアドバイスを拒絶することも多いが、それでも支持基盤が大きく損なわれることはない。軍上層部に対する態度も含めた侮蔑的なアプローチが、2期目の4年間に向けた11月の選挙での勝利につながるかは不透明である。
今月、軍務経験の無いトランプ大統領は、2018年の訪仏中に第一次世界大戦中の戦没米兵を「負け犬」「カモ」呼ばわりしたとの「アトランティック」誌の報道への対応に追われた。
<現場の兵士には愛されている>
トランプ大統領就任後の演説やツイートの検証、そして側近や軍当局者へのインタビューからは、同氏が将軍たちを絶賛したかと思えば、彼らを無能と表現することもあるなかで、大統領と軍の矛盾した、そして着実に悪化しつつある関係が見えてくる。
トランプ氏が好んで口にするのは、現場に近い兵士たちにより多くの関心を払っている、ということだ。
トランプ氏は2019年に行われた保守派の集会で、「いま何が起きているのか、将軍たちよりも兵士たちから多くを学べる場合がある。本当だ。言いたくはないが、将軍たちにはいつもそう伝えている」と述べている。
今月、現役の軍人を軽んじているとの批判を受け、トランプ氏はまた同じ主張を繰り返し、悪意があることを否定した。
「米軍が私を好んでいるとは言わないが、兵士たちからは愛されている」とトランプ氏は記者団に語った。「国防総省のトップ連中は恐らく私が気にくわないのだろう。彼らは、爆弾や飛行機その他もろもろを作っているご立派な企業が皆ハッピーでいられるよう、戦争ばかりしたがっているからだ」
複数の現・元軍当局者によれば、トランプ氏は最初のうち将軍たちを大げさに称賛したものの、彼らの進言が自分の希望に沿わないことで苛立ちを深め、前政権から引き継いだ戦争にウンザリし、軍上層部が政治的中立を維持することを忠誠心の欠如と捉えて不快感を抱いているという。
軍当局者らは、トランプ大統領は米軍内からの政治的支持をあからさまに求めることで行動規範を無視していると訴えている。米軍の忠誠の対象は、いずれかの政党や政治運動ではなく、連邦憲法であると想定されている。
「政・軍のあいだの規範があればこそ、非常に長期にわたって政治からの圧力に耐えることができる」とある軍当局者は匿名を条件にロイターに語った。「だが、すでに亀裂が見られる。軍の政治利用がもう行われている」
トランプ政権のもとで任務に就いていた元国防当局者は匿名を条件に、この問題は、突き詰めればトランプ氏が軍の忠誠をどう考えているかという点に帰着する、と話す。「軍は自分の味方なのか違うのか、自分の側につくのか歯向かうのか、というのが彼の発想だ」
トランプ氏は米軍の兵士たちの擁護者を自称しているものの、「ミリタリー・タイムズ」誌が実施した調査によれば、軍関係者のあいだでの同氏への支持は低下している。
大統領就任当初、トランプ氏を「好ましい」とする回答は46%、「好ましくない」とする回答は37%だった。7月・8月に行われた最新の調査では、それぞれ38%、50%と逆転している。
<国民を団結させない初の大統領>
6月、軍首脳は、短期間ではあるが米国内の政治的分断に巻き込まれた。トランプ氏がホワイトハウスに近い教会を徒歩で訪れ、聖書を掲げて写真を撮らせたとき、国防総省上層部が同行したのである。だがその直前には、州兵部隊の支援を受けた警察が催涙ガスやゴム弾を使って、非暴力的な抗議活動参加者を一帯から排除していた。
州兵部隊のアダム・デマルコ少佐は、連邦議会の公聴会に出席し、この取締りに対する懸念を陳述するという異例の行動に出た。
デマルコ少佐は、「6月1日の夜にラファイエット広場で目撃した出来事は、私や仲間の州兵たちにとって、ひどく気掛かりなものだった」と述べた。
国内で広がる抗議行動への対応にトランプ氏が軍の動員を示唆したことに対し、数名の退役大将はこれを非難する声明を発表するに至った。
トランプ政権の最初の2年間に国防長官を務めたジェームス・マティス元海軍大将の反応には失望感が現われている。
「これまで私が生きてきた中で、米国民を団結させようとしない大統領は、ドナルド・トランプ氏が初めてだ。彼はその素振りさえ見せようとしない」とマティス氏は書いている。「その代わり、彼は私たちを分断しようとする。私たちがいま目にしているのは、これまで3年間の、そうした計画的な試みの結果だ」
陸軍大将のマーク・ミリー統合参謀本部議長は、後になって、その日トランプ氏に同行したことは失敗であり、「軍が国内政治に関与しているという印象」を与えてしまったと認めた。
<称賛したマティス氏を今は酷評>
その後トランプ氏はマティス氏を「世界で最も過大評価された将軍」と酷評するようになった。
将軍たちとの関係悪化の最初の徴候は、政権初期に現われていた。
2017年夏、トランプ氏はホワイトハウスの危機管理室で、マティス国防長官、H.R.マクマスター国家安全保障担当補佐官(陸軍中将)、レックス・ティラーソン国務長官らとアフガニスタンにおける米軍部隊の規模について協議していた(肩書きはいずれも当時)。
政権元幹部がロイターに語ったところでは、[元]将軍らは部隊の増強を求めており、「トランプ氏にその要望をはっきりと示せば、承認が得られるだろうと思っていた」という。
だがその要望に対して、トランプ氏はあらゆる種類の疑問を投げかけた。20分で終る予定の会議は2時間にもわたった。
「彼は、将軍たちであれ誰であれ、とにかく問い詰めた。『なぜ増強するのか』『いつになったら撤退できるのか』『どのような勝利が得られるのか』 ひどく居心地が悪かった」と元幹部は言う。
会議が終った後、トランプ氏は彼らに「現実的なオプション」を出すよう求めた。
トランプ氏は、前任のバラク・オバマ大統領によるアフガニスタンからの撤退命令をいったんは覆したものの、任期の終わりを迎える今、年内に駐留部隊の規模を4000人に削減し、和平交渉が成功すれば来年には完全に撤退することを予定している。
マクマスター氏はトランプ大統領のもとで国家安全保障担当補佐官を1年あまり務めた後に解任されたが、同大統領のアフガニスタン政策を厳しく批判しており、米国の支援下にあるカブール政権と対立するタリバーンと手を組んでいると非難している。
国防総省の首脳は、国外における米国の影響力という点でも、国内の安全保障という点でも、同盟国との関係が非常に重要であると考えている。彼らは、トランプ氏が中国やロシア、北朝鮮の首脳との良好な関係を誇る一方で、ドイツや韓国といった同盟国に敵対的なアプローチを取ることに警鐘を発している。
マーケット大学のリサ・ブルックス教授によれば、米軍首脳は、オバマ前大統領が国防分野の問題に過剰介入してきたと感じており、当初はトランプ氏のアプローチを歓迎する向きもあったという。
「だが現在では、(軍と政権の関係は)まったく別のレベルにあると思う。トランプ氏が今やっていることの一部は、組織としての軍の利害・品格に対する挑戦と考えられている、というのが今の状況だろう」と同教授は言う。
分かりやすい例の1つが、海軍特殊部隊シールズのエドワード・ギャラガー隊長が、イスラム国戦闘員捕虜の遺体のそばでポーズを取って写真を撮影させたことで告発された事件に、トランプ氏が介入したことである。
軍上層部により不当な待遇を受けている兵士たちの擁護者を自任するトランプ氏は、ギャラガー隊長の降格処分を撤回させ、後に海軍長官は解任された。
2019年11月にフロリダ州で行われた集会で、トランプ氏は「私は常に、我が国の偉大な戦士たちを支持する」と語った。