日本航空123便に搭乗予定だった著名人には、以下のような方々がいます。
- 明石家さんま(お笑いタレント):事故当日、ラジオ出演の関係で123便に乗る予定だったが、番組収録が早く終わったため一便早い全日空の便に振り替え、搭乗を回避した。
- 麻実れい(女優):123便の搭乗予定だったが、仕事が早く終わったため別の便に変更し難を逃れた。
- 逸見政孝(フジテレビアナウンサー)と家族:飛行機嫌いの妻や新幹線のほうが安いとの理由で新幹線に変更し、乗らなかった。
- 稲川淳二(タレント):健康番組の収録中に体調不良となり、翌日の新幹線で移動したため搭乗をキャンセル。
- 少年隊のメンバー(錦織一清、植草克秀、東山紀之)とジャニー喜多川氏:舞台の応援のため乗る予定だったが、前倒しの用事などでキャンセル。
- 木戸克彦(阪神タイガース選手)夫人:直前にキャンセルして難を逃れた。
- 舛添要一(当時東京大学助教授):搭乗券を持っていたが乗らなかった。
- 深田恭子さん(当時2歳):東京モノレールの遅延により乗り遅れて助かった。
- 当時の笑点メンバー(桂歌丸、五代目三遊亭圓楽ほか):阿波踊り参加のため予約した徳島便が悪天候で条件付き運航となり、123便に振り替え案もあったが結局は予定通り徳島便に乗り、命を救われた(同行の広告代理店数名は123便に乗り犠牲に)。
- 東ちづる:← New!
また、坂本九さんなど搭乗し犠牲となった著名人もいます。
日航事故40年 安全管理の追求を怠るな
1985年8月12日に発生した日航ジャンボ機墜落事故から2025年で40年が経過しました。この事故は520人の乗客乗員が犠牲となり、単独機の航空事故としては世界最悪のものです。毎年、遺族らは事故現場の群馬県上野村の御巣鷹の尾根に登って慰霊を行い、今年も追悼式典が開催されました。事故の教訓を未来に風化させず、航空の安全をどう継承していくかが重要な課題となっています。
事故の原因は、事故機が7年前に尻もち事故を起こした際の修理ミスにありました。製造元ボーイングの修理チームが、損傷した機体後部の圧力隔壁の下半分を交換する際、本来一枚で補強すべきプレートを二つに切断して接合し、補強効果が大きく損なわれていたのです。さらに修理の目的が理解されず、責任の所在も曖昧であったため、7年もの間、そのままの不完全な状態で運航され続けました。このヒューマンエラーとコミュニケーション不足も事故の大きな要因とされています。
事故後は、航空機の設計・整備、安全管理のネットワーク強化が進められ、ハイテク技術の導入による危険予知や事故防止策も発達しましたが、それらを管理・運用する人間側の要素(ヒューマンファクター)が依然として重要な課題です。さらに、万一の際の救助体制の強化も求められています。
また、事故を経験した関係者は年々減少しており、事故の記憶を後世に伝えるための取り組みが引き続き必要とされています。
この40年間の教訓を踏まえて、航空の安全管理、技術革新、人間の役割、そして犠牲者・遺族に対する支援のすべてが一体となった継続的改善が求められています。
彼がテレビやラジオなどのメディアで25年以上にわたり経験してきた中で、絶対に触れてはいけないとされてきた3つの大きなタブーに敢えて切り込んだ告発の書である。具体的には、
- ジャニーズ事務所の性加害問題
- 財務省のカルト的な財政緊縮主義
- 日本航空123便の墜落事故の真相
を取り上げている。これらは関係者の多くが知っているものの、本当のことを公に語るとメディアから締め出されるだけでなく、激しい批判や法的なリスクにさらされるため、タブー視されてきた。
森永氏は2023年12月にすい臓がんステージ4の宣告を受け、この命の限りに真実を書き残すことを決意した。特に日航123便事故に関しては、事故の真相とそれがもたらした日本経済の長期的な停滞・墜落を詳細に追求し、政府やメディアの隠蔽体質と権力の不正義を告発している。コックピット・ボイスレコーダーやフライトレコーダーの解析を通じて事実を明らかにし、日本の主権回復にもつながると主張する。
また、ジャニーズの性加害や財務省の財政政策についても、マスメディアが避ける中で勇気をもって告発し、現状打破を目指している。森永の言論は、自由な報道が制限される現代日本のメディアの問題点を鋭く指摘している点でも重要視されている。
この本は、森永卓郎の40年にわたる研究・評論活動の集大成であり、彼の遺書的な意味合いも持つ作品として評価されている。
まえがき
- けっして触れてはいけない「タブー」 なぜ彼らは口をつぐむのか?
第1章 ジャニーズ事務所
- 無視された東京高裁判決
- 推しを育てるというビジネスモデル
- 退所したタレントは許さない。
- 少しでも批判すれば・・・
- 駒井千佳子氏のちょっとしたミス
- 「森永さん、表に出したら、容赦しませんからね」
- 性加害、大勢の「共犯者」たち
- ジャニーズ問題と同じ構造の「2つのタブー」
第2章 ザイム真理教
- 統一教会と財務省を比較してみる
- アベノミクスとはなんだったのか?
- 増税せずに税収を増やす方法
- 繰り返された〝非科学的”経済政策
- 高齢者は年金をもらいすぎている?
- 税制の常識から外れる「ホリエモン発言」
- 税務調査という刃
- 玉川徹氏は「ザイム真理教」信者か?
- きめ細かく、熱心な布教活動
- 財務官僚は無罪放免
- 財務省は、司法・立法の上に位置する
- ザイム真理教問題を解決する秘策
第3章
- 日航123便はなぜ墜落したのか
- 踏みにじられた遺族の声
- 違和感だらけの日本航空123便墜落
- 「ニュースステーション」が放送した衝撃の特集
- 「日航123便墜落の新事実」との出合い
- 圧力隔壁説のデタラメ
- ミサイルか、無人標的機か
- 幻に終わった横田基地への緊急着陸
- 123便の最後、驚くべき推測
- 特殊部隊が現場を焼き払った
- 正否を検証するたった一つの方法
第4章
- 日本経済墜落の真相
- 日本経済集団リンチ事件
- 2つ目の「ありえない政策決定」
- バブルはこうして発生した
- バブル崩壊から逆バブルへ
- 日本の高度経済成長を支えた仕組み
- 私の人生最大の後悔
- 「小泉構造改革」の正体
あとがき
- 珍妙な経済理論
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