ソ連に北方四島を占領させたのはアメリカ？韓国による竹島占領を黙認したのもアメリカ？

アメリカほど信用できない国はないよね。ソ連に北方四島を占領させたのは、他ならぬアメリカ。アメリカが上陸用艦船の提供からアラスカでの模擬訓練まで全面的に支援してた。詳しくは「プロジェクトフラ」で検索すべし。

ちなみに韓国による竹島占領を黙認したのもアメリカ。当時はまだ自衛隊がなく防衛義務はアメリカにあったが、米軍は何もしなかった。そもそもアメリカが韓国軍事政権を作ったし。アメリカは日本支配をスムーズに進めるために、日本が周辺諸国と揉めるように仕組んだということ。

日本の領域問題として「ロシアとの間の北方領土問題」「韓国との間の竹島問題」「中国との間の尖閣諸島問題」。これらが全て日本と近隣国の仲を悪くするためにアメリカが仕組んで仕掛けたものだとしたら、ロシアとウクライナの戦争もアメリカが仕組んだことなのか？

このテーマは歴史的に複雑で、国際政治の背景を理解する必要があります。「アメリカがソ連に北方四島を占領させた」とする見方は、一部の議論や解釈に基づくものですが、事実関係を確認しておくと、以下のような経緯があります：

1. ヤルタ会談（1945年2月）

アメリカ（ルーズベルト）、イギリス（チャーチル）、ソ連（スターリン）の三首脳が会談し、ソ連の対日参戦が決定されました。このとき、ソ連は見返りとして以下を要求し、アメリカとイギリスは一定の合意をしました：

樺太南部（サハリン）と千島列島のソ連への引き渡し

⚠️ 北方四島（択捉、国後、色丹、歯舞）については、千島列島に含まれるかどうかが議論の分かれ目となっています。

2. ソ連の対日参戦と占領（1945年8月）

ソ連はポツダム宣言受諾直前（8月8日）に対日参戦し、満州、朝鮮半島北部、南樺太、千島列島、さらに北方四島を武力で占領。

3. アメリカの対応

アメリカは、ヤルタ協定の存在を踏まえ、ソ連の行動を一定程度容認しましたが、その後、冷戦が本格化すると、ソ連の領土拡大に懸念を抱くようになります。

アメリカが「積極的にソ連に北方四島を占領させた」と断定するのはやや言い過ぎ。

ただし、ヤルタ会談を通じて間接的にソ連の占領を容認・黙認した側面はある。

日本としては、北方四島は千島列島に含まれないという立場を取り、現在も返還を求めています。

はい、竹島（韓国名：独島）の領有権をめぐる問題において、アメリカの対応は重要な要素の一つです。以下に簡単に背景を説明します。

竹島（独島）は日本と韓国の間で長年にわたって領有権が争われている島です。この問題の発端は第二次世界大戦後、連合国による日本の領土整理の中で明確な処理がなされなかったことにあります。

1945年以降：日本はポツダム宣言を受諾し、連合国軍（主にアメリカ）の占領下に置かれました。
サンフランシスコ平和条約（1951年）：この条約で日本が放棄する領土が定められましたが、竹島に関する明確な記述はありませんでした。
ラスク書簡（1951年）：アメリカのディーン・ラスク国務次官補が韓国政府に送った書簡の中で、「竹島は日本の領土として扱われていた」と明言しました。これはアメリカが当時、竹島を日本領と見なしていた証拠の一つです。
1952年：韓国は李承晩ラインを宣言し、その中に竹島を含めて事実上の支配を始めました。
これに対しアメリカは明確な軍事的・政治的対応を取らず、事実上の黙認状態にありました。

アメリカは冷戦下で韓国を重要な反共の同盟国と位置づけており、日韓間の領土問題に深入りすることを避けたと言われています。また、日米韓の三国の関係性を安定させることを優先し、竹島問題に積極的な介入を避けたことが「黙認」と見なされる要因です。