キリスト教で肉体労働は「罰」
西洋文化の根底にある聖書では神様の命令に背いて「生命の実」をアダムとイブが食べてしまったために、罰として「労働」を課せらた。
西欧において働くこと、特に肉体労働は「罰」として位置付けられている。
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掃除や片付けは貧乏人の仕事
アメリカなどを中心とする西欧文化では「掃除」や「片付け」などは肉体労働のカテゴリーに入れられている。
「汚い仕事」というより「教育がない人がする仕事」とか「貧乏人の仕事」とされている。
大多数の人が「できれば自分はやりたくない」と思っている。
だからアメリカではお金持ちの家は必ず掃除などをするハウスキーパー(家政婦)を雇う。
あなたのママって貧乏なの?
アメリカの家庭で日本人の主婦がトイレ掃除などをしているところを現地の子供に見られたりすると、子供が「あなたのママって貧乏なの?」などと聞かれたりすることがある。
トイレ掃除=学歴がない人がする仕事=貧乏人のやること、というような考え方が子供のうちからなんとなく刷り込まれている。
西欧では「心を込めて掃除をすることで自分もスッキリして快適に暮らせる」的な発想をする人はごく少数派。
日本では、働くことは尊い事
日本文化の根底にある「古事記」の中では、高天原の神々が蚕を飼っていたり、畑を作ったりして、神々さえも忙しく働いている。
その流れで行くとその子孫である私たちが働くことは、当たり前のことで尊い事。
働くことを「罰」だとか、「汚い」だとか、奴隷だとか、そういう考えは私たちの意識の根底にはない。
日本人はやらなくてもいい仕事をしすぎ
効率の悪い仕事を長時間するのが日本
近藤麻理恵
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