フィンテックが既存の金融企業を駆逐すると思っていたが、そうはなっていない

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「銀行データアクセス」巡る米フィンテックとJPモルガンの対立、訴訟に発展か

米大手銀行JPモルガン・チェースが、フィンテック企業に対して銀行口座データへのアクセスに新たな高額手数料を課そうとしていることが波紋を呼んでいる。

個人資産管理や投資向けアプリを展開するフィンテック企業の多くは、Plaidのようなデータアグリゲーターを経由して顧客の銀行口座データを取得しているが、このアグリゲーターにJPモルガンの手数料が転嫁されると、最終的に自社のコスト増につながると懸念している。

  • Rocket Money(有料会員400万人、無料版ユーザー数百万人)は、月額料を値上げするか、無料機能を縮小・廃止する可能性を示唆。
  • Monarch Money(有料会員50万人)は、手数料が少額なら吸収可能だが、高額になると利用者への転嫁を検討するとしている。
  • BettermentのCEOも「コスト上昇は値上げにつながる」と発言。

一方で、ChimeやPayPalなどは影響が限定的との認識を示している。

フィンテック企業の経営者らは、JPモルガンの方針が「金融エコシステムを後退させ、最終的に自社顧客に不便を強いるものだ」と批判。もし業界全体が同じ対応を取れば、消費者が銀行データを活用できる環境自体が大きく制約される懸念がある。

つまり今回の動きは、銀行とフィンテックの「データアクセス」を巡る利害対立が激化している証左であり、最終的には消費者負担の増加やサービス縮小につながる可能性が高い。今後訴訟に発展する可能性もあり、米国の金融サービスのあり方全体に大きな影響を与え得る事案といえる。

 

 

100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった
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大学4年生の作者がChatGPTに出会い、100日間毎日1本のアプリを作成してX(旧Twitter)に投稿する挑戦を通じて人生が大きく変わった体験記です。最初は軽い気持ちで始めたチャレンジが、継続するうちにスキルアップや自信につながり、海外での学会発表やソフトウェアエンジニアとしての就職といった成果をもたらしています。AIを活用したプログラミング学習のリアルな過程と、挑戦の中で得た学びや成長が描かれています。著者は文系ながらAIの力でプログラミングの壁を乗り越え、短期間で大きな技術的進歩を遂げた点が特徴です。

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