2025年09月25日 サルコジ元大統領、カダフィ資金疑惑で一部有罪 汚職などは無罪
フランス・パリ裁判所は9月25日、ニコラ・サルコジ元大統領に対し、2007年大統領選でリビアの故カダフィ大佐から資金援助を受けようとした疑惑について「側近や支持者を通じた資金獲得への共謀」を認定し有罪としました。一方で、検察が主張していたリビア公的資金の横領や違法な選挙資金受領、汚職罪については証拠が不十分として無罪としました。
ポイント整理
- サルコジ氏は2007~2012年に仏大統領を務めた人物。
- 今回の判決では「資金獲得のために側近を動かした」ことが違法と判断された。
- ただし「違法資金を実際に受け取った」との検察の主張は退けられた。
- 検察は懲役7年を求刑しており、今後控訴審で争われる可能性がある。
- サルコジ氏は過去にも別件で有罪判決を受け、フランス最高勲章を剥奪されている。
このケースは、フランスの元大統領が北アフリカの独裁者と資金面でつながったとされる重大疑惑であり、政治腐敗や国際的利権構造の象徴的事件とみなされています。
サルコジは日本嫌い?
ニコラ・サルコジ元フランス大統領は、日本文化に対し嫌悪感を示す発言を過去にしていることが知られています。例えば、2004年に東京や京都を訪れた際に、東京の街並みを「息が詰まる」と表現し、京都の御所や庭園を陰気だと批判し、大相撲に対しても蔑視的な発言を行いました。このような発言は、親日家として知られるシラク元大統領とは対照的に、サルコジの日本への感情は好意的とは言えませんでした。ただし、外交的には日本の国連安保理常任理事国入りを支持するなど、政策面では伝統的な日仏関係を維持する姿勢も見られました。また、洞爺湖サミットの際には福田首相との個別会談を拒否してジョギングで帰るなどのエピソードも報じられています.
要約すると、サルコジ氏は個人的な発言や態度で日本への嫌悪感を示すことがあり、一般には「日本が嫌い」と評されることもありますが、外交面では一定の友好関係を保っていました
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