病死や餓死が約6割 第二次世界大戦における日本軍の兵士の死因

政治

 

第二次世界大戦における日本軍の兵士の死因については、政府による厳密な死因別統計は存在しませんが、複数の歴史研究や証言、学説によれば、「戦って亡くなった(戦闘死)」以外の死者、すなわち病死や餓死が約6割に達したとされています。

この「6割」の根拠としては、故・藤原彰氏などの研究があり、軍人・軍属約230万人の戦没者のうち、**戦闘行動による戦死ではなく、補給の不備や過酷な環境による飢餓や栄養失調、病気(マラリアや下痢、各種感染症など)で命を落とした者が140万人前後(全体の6割強)**と推計されています。

具体的な戦例でも、

**ガダルカナル島**では死者約2万人のうち1万5000人が飢餓や栄養失調によるもので、

**ニューギニア戦線**では約9割が餓死か病死、

**インパール作戦**では8割が同様の死因と言われています。

これらの多くは、補給路を無視した無謀な作戦や兵站軽視、戦略的失策によるものと指摘されています。実際、戦争末期の1944年以降、戦闘そのものよりも生き延びること自体が困難となっていた部隊が多かったとも記されています。

従って、「日本軍の兵隊さんは、亡くなった方々の6割は戦って亡くなったわけじゃなく、病死や餓死だった」という主張は、現代の主要な歴史研究や関係者の証言などに基づいた妥当な認識です。

 

 

仕事も人間関係もうまくいく放っておく力―――もっと「ドライ」でいい、99の理由
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  • この本の核心は、「自分でコントロールできないことに心を注がず、必要以上に構わず、放っておく力を身につけることで、日々のストレスや悩みを減らし、快適に生きる」というメッセージです。

主なポイント

  • 他人や環境は思い通りにならない。他人を変えようとせず、自分を整えることに集中する。
  • 人間関係はドライで良い。職場ではあえて距離感を保つ方がうまくいく。
  • 「縁」に従い、うまくいかないことは「縁がなかった」と割り切る。
  • 不安や悩みは、分かろうとしても分からない未来への想像から生まれる。「いま、ここ」でできることに集中する。
  • してあげたことはその場で忘れる。見返りを求めない。
  • 期待をしすぎず、結果は運命に任せる。
  • 極力楽観的に考え、「まぁ、そんなこともあるさ」と受け流す。
  • 過度に反応しない、巻き込まれない。ネガティブな感情や情報は放っておく。
  • 幸も不幸も必ず移ろう。「諸行無常」を受け入れ、良いことも悪いことも受け流す。

この「放っておく力」は、禅僧である著者独自の視点から生まれた「生きる技術」として紹介されています。自分が本当に大切にしたいことに集中し、無理に関わったり悩んだりしないことで、心の余裕と自由を得られるという内容です。

 

 

 

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