2月13日 16時46分
個人投資家を対象にした優遇税制、「NISA」に対する若い世代の関心を高めようと、証券各社は、日付の語呂合わせで「NISAの日」とされている13日、大学生を対象にした催しを開きました。
NISAは、年間100万円を上限に株式や投資信託への投資で得られた収益を非課税とする個人向けの優遇税制ですが、若い世代の活用を増やせるかが課題になっています。
このため証券各社は13日が日付の語呂合わせで「NISAの日」とされているのにあわせて、大学生を対象にした催しを相次いで開きました。
このうち「野村証券」は、東京都内のオフィスにおよそ40人の学生を招いて、ディーリングルームなどの見学会を開きました。
また「SMBC日興証券」は、大学生およそ80人を対象にクイズ形式でお金や投資を学ぶ催しを開きました。
この中では、「自分にかかった教育資金はいくらになるか」といった問題が出され、幼稚園から大学までいずれも私立の場合は平均2500万円という回答に、学生からは驚きの声も上がっていました。
大学1年の女子学生は、「少しずつ勉強して投資に挑戦していきたいと思います」と話していました。
一方、証券会社の担当者は「若い世代の方々が投資を始めるきっかけになればと思います」と話していました。
“NISAの日”若い世代の活用目指しPR NHKニュース