1.販売員が客にエアコンを売る。
- 取付のときに必要な部品や材料を手配しなければならない。
- 標準的な作業があれば、あまりに距離があって部品や材料が足らない時があるからだ。
- エアコンのサイズにも注意が必要だ。
- 部屋の広さに応じてサイズを決めないと、十分な冷暖房の効果が出ないからだ。
- 売るときには機能が豊富なことを説明する。言い過ぎは墓穴を掘る。
- なんでもできる(やってくれる)と勘違いする客がいるからだ。
2.販売員から取付業者に伝票が届く。
3.取付業者は初顔合わせの客先に向かう。
- 部品や材料が足りないため客に説明する。
- 料金が発生する。
- 「追加料金が出るとか聞いてない」「なぜ初めから分からないのか」とモメる。
- いざ到着するとサイズが足りない。
- クレーマだとこれ幸いと噛み付く。サイズが上がれば価格も上がるが、同じ値段で寄越せとゴネる。
- 遠隔操作が出来ないとわめく。ネット環境だけあっても、無線ルータがなければできないのは当然。
- そんな説明は聞いてないとゴネる。「無線ルータを無料で寄越せ。設定も無料で来い」とゴネる。
原因は販売員に知識と経験が足りないからだ。
エアコンを釣りつけたことのない販売員が売るから問題が出る。
しかし出来の良い販売員は出世して現場から管理に移る。
新人や出来の悪い販売員が店頭で売る。
クレームは減らない。
これが40年前から延々と続いている。