【その日】から読む本 に書いてあること

第一部 「今すぐやっておきたいこと、 やってはいけないこと」
- 安全のため、当選金は銀行等の口座へ
- 絶対に必要でない限り、 現金は持ち帰らない
- 当選証明書の発行を依頼しておく
- 今後の大まかなスケジュールを立てる
- 後悔するような軽はずみな言動に注意する
- 当選直後は、興奮状態にあるという自覚を
- 自分の性格やクセを見つめ直す
第二部「落ち着いてから考えること」
- 神経質になりすぎていないかチェックを
- 知らせる必要のある人を全てリストアップ
- 当選金は「使うお金」と「残すお金」に分ける
- ローンや借金の返済を優先する
- 決めた使いみちを、後で見直す機会をもうける
- 当選しても自分は自分だと心得る
- 誰にお金を分与するか。 そのリストを作る
- 贈与税について知っておく
第三部 「当面の使いみちが決まったら考えること」
- 何のためにお金を残すかを考える
- 住宅・教育・老後で必要なお金を考える
- 残したお金の合理的な運用法を考える
- 運用におけるリスクとリターンを自分のはかりにかける
- もしもの時のために遺言状を作る
- 運用法を決定する前に、 専門家のアドバイスを
- 最終決定は自分の責任で下す
- 運用法は定期的に見直す
元手ほぼゼロの状態から約5年で純資産125万ドルを築いた著者の実体験に基づいたFIRE(経済的自立と早期リタイア)実現法を詳述する書籍です。内容は主に「支出の最適化(節約)」「収入の最大化(副業など)」「インデックス投資」という3要素に焦点を当てていますが、副業を活用して収入を大幅に引き上げることに多くのページを割いているのが特徴です。支出の節約や投資だけではなく収入を増やすことも経済的自立の最速達成には不可欠だと説いています。著者はインデックスファンドへの長期投資を軸に、また自己投資にも重きを置き、例えばAIスキルの習得を推奨しています。
本書は節約や副業、投資の具体的方法が充実しており、それぞれの読者が自分に合ったアプローチを選ぶことができ、早期に経済的自立を目指す人に適したガイドブックになっています。最も重要なメッセージは「お金に振り回されるのではなくコントロールし、人生の舵を自分で取ること」で、夢や大切な時間を後回しにせず、行動に移していくことが強調されています。
この本を参考にすると、まずは小さな節約や投資から始め、並行して副業などで収入の柱を増やすことが、最速で経済的自立を目指す上での基本的な戦略となります。

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