日本 医療費未払いの外国人の再入国拒否

遅すぎる。日本政府は今まで何してたんだ?支持率低下で焦ったの?

日本政府 医療費未払いの外国人の再入国拒否へ 中長期滞在者も対象

日本政府による医療費未払い外国人への再入国拒否方針の要約

  • 日本政府は2025年6月6日、外国人材の受け入れに関する関係閣僚会議を開き、訪日外国人による医療費未払い対策を強化する方針を決定しました。
  • これまで観光などの短期滞在者が医療費を滞納した場合は再入国を拒否する措置が取られていましたが、今後は中長期滞在者も対象に含め、一定額以上の医療費未払い歴がある場合、再入国を制限する方針です。
  • 厚生労働省は医療機関から未払い情報を収集し、出入国在留管理庁に提供。入管はこの情報を入国審査に反映し、悪質な未払いに対して再入国拒否を適用します(金額基準は非公開)。
  • 2024年の訪日外国人3686万人に伴う医療費未払い総額は約6135万円に上り、問題が深刻化しています。
  • また、国民健康保険(国保)未加入や保険料未納、税金(所得税・住民税)未納がある中長期滞在者についても、在留資格更新の審査を厳格化する方針です。
  • さらに、2028年度からは短期ビザ免除国からの渡航者に対し、オンライン事前審査制度「日本版ESTA」を導入し、入国管理のデジタル化や審査手数料の見直しも進められます。

この新方針は、医療機関の負担軽減と未払い防止、そしてルールを守らない外国人への厳格な対応を目的としています。

外国人医療費未払い問題が深刻化 政府が対策強化へ

外国人医療費未払い問題の現状

  • 外国人患者による医療費未払いが深刻化しており、高額な未収金や回収困難なケースが全国で増加しています。東京都新宿区では、外国人による国民健康保険(国保)の未納額が11億円を超えるなど、都市部を中心に未払い問題が顕在化しています。全国的には、こうした未納や未払いの穴埋めに使われる税金が年間4,000億円から6,800億円に達すると推計されています。

政府の対策強化方針

  • 政府は2025年6月4日、外国人の医療費未払い問題に対処するため、対策を強化する方針を発表しました。近く閣議決定される経済財政運営の指針「骨太方針」に、以下のような施策が盛り込まれる予定です。

外国人の保険適用の在り方の見直し

  • 日本に住む外国人の国保保険料納付漏れ防止策や、未納情報・医療費不払い情報を在留審査に活用する仕組みの検討。

訪日外国人への民間医療保険加入義務化の検討

  • 観光や短期滞在の外国人に対して、入国前に民間医療保険への加入を義務付ける案が議論されています。

未払い情報の入国審査への活用

  • 一定額以上の医療費未払いがあった訪日外国人の情報を厚生労働省が出入国在留管理庁に提供し、入国審査を厳格化するシステムの見直しも想定されています。

未払い累計額の基準引き下げ検討

  • 現在は医療費未払いの累計残高が20万円以上の場合に対象となっているシステムについて、基準額の引き下げも検討されています。

今後の見通し

  • これらの対策は、外国人患者の医療費未払い問題が日本の医療財政や社会保障制度に与える影響を抑えるためのものです。今後、保険加入の義務化や未納情報の活用強化など、制度の運用見直しが進む見通しです。

移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活
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内容紹介

  • 『移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活』は、ノンフィクション作家・高野秀行が「誰も行かない所に行き、誰も書かない事を書く」というモットーのもと、日本に暮らす外国人たちの食生活とその背景に迫ったルポルタージュです。
  • 日本に住む200万人を超える外国人たちが、日々どのようなものを食べているのかを、著者が実際に彼らの食卓に潜入して取材。ベリーダンサーのイラン人、南三陸町のフィリピン女性、盲目のスーダン人一家、神楽坂のフランス人、館林市のモスクの人々、西葛西のインド人など、多様なバックグラウンドを持つ人々のリアルな食生活とコミュニティの姿を描いています。

章構成(抜粋)

  1. 成田のタイ寺院
  2. イラン人のベリーダンサー
  3. 震災下の在日外国人
  4. 南三陸町のフィリピン女性
  5. 神楽坂のフランス人
  6. 中華学校のお弁当
  7. 群馬県館林市のモスク
  8. 鶴見の沖縄系ブラジル人
  9. 西葛西のインド人
  10. ロシアン・クリスマスの誘惑
  11. 朝鮮族中国人の手作りキムチ
  12. 震災直後に生まれたスーダン人の女の子の誕生日会

特徴・評価

  • 単なるインタビューではなく、著者が何度も現場に足を運び、食卓に同席しながら、外国人コミュニティの「本音」や「現状」「習慣」を生き生きと描写している点が特徴です。
  • 日本初の“ごはん”文化比較論的ルポとも評され、身近にいる「知られざるご近所さん」の日常が新鮮な驚きとともに紹介されています。

こんな人におすすめ

  • 異文化交流や多文化共生に興味がある人
  • 日本に住む外国人のリアルな生活や食文化を知りたい人
  • ノンフィクションやルポルタージュが好きな人
  • 「日本に住む外国人たちは、日頃いったい何を食べているのか? 著者は伝手をたどり食卓に潜入していく」。