いけしか ぽつんと小屋でひとり。パネルハウス。井戸

小屋暮らしブロガーまとめ

いけしか

ぽつんと小屋でひとり

土地・小屋

土地は千葉某所、都心まで原付で2時間ほどのところです。ネットで発見、登記料金込みで30坪65万円。周りもほぼ空き地なんですが、隣の土地とか坪4万くらいだったのでお買い得だったんじゃないかな?

パネルハウスを買いました。塗装・運賃込みで40万。組み立ては天候に恵まれず1週間かかったよ!お高いですが、北海道から松製でしっかりしてて気に入ってます。広さは四畳半。

トータルで住居には105万かかったことになります。

基礎について

基礎は建物の土台となる部分です。基礎設置がキチンとできていないと、小屋が傾いたりドアが閉まらなかったりしてしまいます。

ネットで見ていると「セルフビルドでも基礎だけは業者に頼め」とする人が多いようです。難しいと思ったら頼んでしまう方が良いかもしれません。お金がかかりますが…

防水・屋根材・壁材について

防水は重要です。雨漏りなんかしたら住んでられません。

まず屋根です。最初に防水シートを屋根に仮止めします。タッカー大活躍。これだけでは耐候性が無いので、上から屋根材を打ち付けていきます。一般住宅でいう瓦とかですね。これの材質はアスファルトシングル。説明書では10年間はメンテナンスフリーらしい。ほんまかいな。

最後に風防を取り付けて完成ッ!まあ、説明書通りにやっただけ。この屋根材は名前の通りアスファルトを板状にしたもので、夏は熱されて暑いんじゃないかと心配でしたがそんなことは無かったです。

次に壁材です。外壁は板を下から段々に打ち付けていくサイディングです。これも1人で作業するのは辛かった!片手で板を持ち上げてかつ押さえなければいけないので、力んで終始プルプルしてました。当初、外壁資材はこのサイディングだけでしたが、念のため打ち付ける前に防水シートを貼ることに。防水シート一巻き2000円くらい。この一手間で防水性の向上はもちろん、すきま風の防止にもなります。後はサイディング、見切りを取り付けて完成ッ!

以上です。屋根、壁の作業はどちらも丸1日かかりましたよ…。

特に基礎と屋根は、雨に晒されやすくキッチリ防腐が必要ですので、数時間間隔で何度も重ね塗りします。基礎を塗るときはホフク前進、屋根を塗るときは脚立作業、結構ハードなんですよ…。

こんな感じで防腐剤塗装は半日かけて完了。あと実は今回は、台風の時などは窓からも水が入ってくるのを考え、小屋内部の窓の桟もついでに塗ったんですが…、そのせいで小屋内が塗料のシンナー臭で充満し、この日の夜はラリってしまうかと思いました。皆も気をつけよう!

小屋キットの説明書によると、毎年1回防腐処理を続ければ、10年間は木材が劣化せずに保たれると有ります。10年住めたらイイですよねー。

年に一度の防腐塗装

梅雨が到来する前に小屋の防水・防腐処理を済ませておこうってことで、年に1度のペンキ塗りをしたのでその様子をお伝えしたいと思います。

細部を塗るための小刷毛も有ります。4点セットですね。塗料はアサヒペンの油性ウッドガード約5000円。ホームセンターには隣に2~3000円のオリジナルブランド品も有って迷ったんですが、やっぱり不安でメーカー推奨のコレを買った小心者の僕。多分たいして変わらないんでしょうけどねー。

ではまず、塗装の前に雑巾で小屋の汚れを拭き取ります。

水・電気・ガス等

水道→開通。浅井戸を掘りました。費用8万円。2012/9/1追記。

洗濯→近所のコインランドリー400円。

風呂→近所の公共体育館でシャワー貸してもらってます。たまに銭湯へ400円。

トイレ→小は土地のそこらへんで(略  大は一応、土と米糠のバイオトイレモドキを作ってあるんですが(トップ画像のテントの中)ほとんど、どっか店とか入った時についでに(略

電気→電気は通しました。工事費10万なり。電気代は月2千弱くらい。

ガス→いらない。カセットコンロだけで十分。月に200円くらい。

ネット→通しました。光が来ていなかったのでADSLにしました。田舎だからか、料金がやたら高くて月6600円…しかし僕はネット無しでは耐えられないので仕方ない。ちなみにワイヤレス系は遅いので却下!

関連動画 『Bライフラジオ・小屋ストリーム』Vol.9

『Bライフラジオ・小屋ストリーム』Vol.9

井戸掘り

井戸について。ちょっと詳しいと自分で勝手に思っている者でつ。

検討されている「打ち抜き井戸」ですが、これは意外と難しくて砂利の層があったり、石があるとこの方法では掘れません。この方法で掘れるのは、ほんとにいい条件の場所だけです。私は、挑戦したもののあきらめましたです。

安くて確実な方法は、先の尖った専用の鉄管を削岩機やおもりを使って打ち込んでいく打ち込み井戸です。石が多いところや、砂利層、崩れやすい地層でもこの方法ならまず大丈夫です。

手押しでも、電動でも、エンジンポンプでも付きますけど、砂を噛んでも壊れないし、手押しが一番良いですよね。

費用ですが、自分は以前、太めの2インチの鉄管を5メートルほど打ち込んでもらって、5万円でできました。これは、相場よりかなり安めなようですけど。

業者に打ち込んでもらったあとは、手押しポンプの取り付けですが、打ち込み井戸はパイプに直接付けるので台がいりません。手押しポンプには、35と32のサイズがあり、35のほうがちょっとだけ大きいです。あと、取り付け部ネジのサイズが違います。通常はくみ上げ力の高い35をお勧めします。国産品を通販で買うなら、ここが一番安いと思います。私もここで買いました。

35が18500円 32が16500円。
http://yasuipump.web.infoseek.co.jp/index.html

中国製ならずっと安いですけど、質が落ちます、比べてみると鋳物の仕上げが雑です。使えますけど。

私の場合、まず手押しポンプを買っておいて(送料含めても2万円以下)、それから打ち込みを頼み、業者にポンプの取り付けまでしてもらいました。ほんの半日で完成です。

総額で7万円で井戸ができましたよ。ちなみに、35の手押しポンプの水量はすごいです。水道の比じゃないです。ほんとにガボガボ出ます。今は、事情により設置していた土地を使えなくなって、井戸も重機で引っこ抜いてしまったんですけど(涙)手押しポンプのあの感触が忘れられません・・・。飲めるかどうかは、保健所で水質検査をすれば分かります。写真で見る限り、近所に建物が無いようなので、飲める可能性は高いと思います。長文失礼しますた。。。

実は今日は丸1日打ち抜き井戸について調べていて、もうスパイラルディガーとかいう必殺技の名前見たいな道具を買いかけていたところでした。 そこで、書き込みを頂いて、改めて「打ち込み井戸」というワードで探してみたら…

安そうな業者を発見しました!日の出設備

自作にしても道具揃えるのに同じくらい掛かりそうだし、徒労に終わる可能性を考えると頼んだほうが絶対良いですね!これがセルフビルドに拘るブログだと、あくまで自分でやってみようと思うんでしょうが…僕は、同じ費用なら断然ラクなほうを選びます笑。ポンプのサイトまで有難うございます。僕が見つけてたところより安いのでこちらも活用させていただきます!今は井戸無くなってしまったんですね…完成できたらその井戸の分も水を汲みまくります。

そこで紹介されているものは、私の思う「打ち込み井戸」とは違ったので念のため・・
画像と、50~80mまで可能ということから、これはボーリング工法ですね。大掛かりな機械で、穴を掘った後、塩ビパイプを入れるという、深井戸に対応したかなり大掛かりなものです。
この方法は費用・期間的に、けっこうかかってしまうと思いますが、岩盤があっても穴を開けて掘り進むことができます。
深井戸は地表の影響を受けにくく、ほぼ確実に飲めることもあって、一般の住宅で、「井戸を掘る」というと、ほとんどボーリングです。
ボーリングでも、10m、20m程度に抑えれば安く掘ってもらえると思いますが、鉄管打ち込みにはかないません。。

あと、ボーリングは、塩ビパイプを入れます。
吸水管を別に用意して、中に入れる必要があります。井戸は塩ビパイプですから、ポンプの台が必要になります。
ちなみにこの吸水管を井戸の中に下ろしていく作業は、もし吸水管を穴の中に落とすと・・・いろいろと大変です・・・

鉄管打ち込みですと、そういう心配は不要です。
(井戸の鉄管自体をストローのようにして吸い上げます。)

自分が使っていた井戸はこんな物です。。

打ち込み井戸(突き井戸) 電動ハンマー Vol1

http://www.kk-yamaka.co.jp/Info02.files/Do%20you%20have%20ido.htm

http://parfait.silk.to/sonota/ido/ido.htm

http://www.idokane.com/cn13/utikomi.html

大切なこと、書き忘れましたが、手押しポンプは打ち込み用と、台付き用で分かれています。
それぞれ、弁と、取り付け部が異なります。
打ち込み用を台に取り付けることは出来ますが、逆は無理です。
結構間違えやすいので・・・(自分は間違えました)

ここが良さそうですよ
http://shiroi.main.jp/

ただ、かって私も外房に小屋生活をしていて、井戸を手掘りで水道屋さんにお願いして、ポンプ込みで8万で(手間程度で)やってもらいましたが、この辺は天然ガスも出る地域があるために良い水は望めないといっておりました。
現に私のところも、硫化水素(卵の匂い)、鉄分が多い(水が錆び色になる)などろ過しないと使えませんでした。

いけしかさんのスーパーの水と同じポリタンク、スパーランドの水は必需品でしたよ、

道路脇の山の湧き水も探して汲んだりと水には結構苦労しました。

造り酒屋もあるので、大原当たりは地下水はいいみたいですが、
検討を祈ります。

先日、久しぶりに128号線を通りましたが、だいぶお店も更新されていて驚きました。マックまでありました。

更に詳しく本当に有難うございます。すみません、また適当にしか調べておらず、お恥ずかしい限りです。
なるほど、ようやく理解しました。浅井戸、深井戸の区別すらできてませんでした…。もっと勉強します。
つまり、ボーリング工法だと本格的だけど何十メートルも掘ることになり費用がかかってしまうけども、僕のような土地ならば鉄管打ち込み工法で安く綺麗な水が出せる可能性が高いということですね。
動画、サイトも有難うございます。本当に、ようやく理解しました…。
僕も予算がトータル10万までが限界ですので、明日は井戸業者に手当たり次第に電話かけてみます。
ポンプも台無し用を買います!有難うございます!