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アメリカは農作物に平均50%の補助金
2017年04月02日
アメリカは貿易不均衡を問題視し是正を求める姿勢を鮮明にしていて、各国に具体的行動を求めている。
貿易黒字と言っても問題にしているのは自動車などの工業製品だけで、地下資源や農作物は逆に不均衡を拡大しようとしている。
アメリカは農作物に平均50%もの補助金を出していて、そのお陰で日本よりずっと安い価格で輸出している。
アメリカの農業 補助金が収入の5割
2015年08月03日
アメリカの農家は収入の半分以上を政府の補助金から受け取っている。1割台の日本こそ「競争社会」でアメリカに競争などありません。
アメリカの農業補助金
農業自由化交渉やTPP交渉を巡って、アメリカは毎回「日本は農業を保護し、不公正貿易をしている」と言っている。農業だけでなく、どんな品目でも必ずアメリカは「日本は保護貿易をしている」と非難します。しかし実際は不公平なのはアメリカの方であり、補助金と貿易障壁で自国産業を保護しています。今回はアメリカの農業を取り上げて、いかに保護され不公正な貿易をしているかを暴きます。アメリカの農産物(とうもろこし、麦、大豆、米、綿花)の生産コストは、生産コストが販売額を上回っています。少数の例外品目を除いて、アメリカの全ての農産物は赤字で生産していると断言して良いと思います。
農業所得に対して公的助成が占める割合
2006年
- スイスが「95%」
- フランスが「90%」
- イギリスが「95%」
2013年
- スイスは「100%」
- フランスは「95%」
- イギリスは若干下がって「91%」
それぞれ農業所得の9割以上が税金で賄われているのです。
日本の農家所得に占める助成金の割合は先進国で断トツに低く、その構造は現在も変わっていないわけです。