高校生にとって推し活は日常生活の一部 感情的な満足とコミュニティ参加欲求

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メディアの宣伝に乗せられている

2025年09月10日 高校生に8割が推し活、10万円以上使う熱狂層の正体

  • 高校生の約8割が推し活をしていると答えた。

推しの対象

  • 日本のアイドル:23.5%(最も多い)
  • アニメ・漫画キャラクター:12.0%
  • バンド・アーティスト:9.0%
  • そのほか性別や事務所を問わず幅広い対象が存在し、「群雄割拠のアイドル市場」を反映している。

支出額

  • 月1万円未満:大多数
  • 月1万円以上使う:21.0%
  • 月10万円以上使う:3.7%(高校生でこの金額は珍しく、強い熱量がうかがえる)

結論として、高校生にとって推し活は日常生活の一部に組み込まれており、特に一部の熱心な層は大人並みに支出して推しを支えていることが確認された。

 

 

高校生が推し活で実際に購入しているアイテム

購入するアイテム

  • 公式グッズ:キーホルダーやアクリルスタンド、うちわ、タオルなど定番アイテムが人気。
  • CD・DVD・配信コンテンツ:音楽作品や映像作品の購入も根強い。
  • ライブ・イベント関連:チケット代や遠征費も含み、出費が大きくなる傾向。
  • コラボ商品や雑誌:期間限定商品や特集記事がきっかけで購入されるケースが多い。

支出の背景

  • 「推しを応援すること」が目的で、消費行動そのものが楽しみ。
  • SNSでの拡散や同じファン同士の交流も大きなモチベーションとなっている。
  • 限定商品や先着順特典などが、支出を押し上げる要因になっている。

全体として、高校生の推し活はモノや体験の購入を通じて「推しに貢献すること」が中心であり、感情的な満足とコミュニティ参加欲求が経済活動を支えていることが浮き彫りとなった。

 

 

性別による傾向

女子高校生

  • 推し活経験者が多く、アイドル・アーティスト・アニメキャラなど対象が幅広い。
  • 友人同士で「共有」や「発信」を楽しみながら活動する傾向が強い。
  • グッズ購入やイベント参加など「形に残る応援」に積極的。

男子高校生

  • 推し活をする割合は女子よりやや少なめ。
  • アニメや漫画のキャラクターを推す傾向が比較的強い。
  • 金額よりも「熱中度」で示す場合が多く、SNSで推しを語る自己表現の場ともなっている。

意識の特徴

  • 推し活は単なる趣味にとどまらず「自己表現」や「アイデンティティ形成」に直結している。

推し活を通じて友人関係を築いたり、SNSコミュニティでのつながりを持ったりすることで、高校生ならではの「社会的居場所」となっている。

 

 

推し活の心理的背景

  1. 自己肯定感の向上
    推しを応援することで「自分も誰かや何かの役に立っている」と感じられ、承認欲求が満たされる。
  2. ストレス解消と癒やし
    学校生活や将来への不安など、日常のストレスを和らげる存在として推しを必要としている。
  3. 目標や活力の源
    推しの頑張る姿に触発され、学業や部活動など自分の努力のモチベーションに結びつくことが多い。
  4. 居場所づくり
    同じ推しを持つ仲間とのコミュニケーションが「居心地の良いコミュニティ」となり、孤独感を和らげる役割を果たす。
  5. 自己表現
    推しを語ることや関連グッズを持つことが、自身のアイデンティティを示す手段になっている。

総じて、高校生の推し活は「消費」そのもの以上に、精神的支えや社会的関係を築く活動として重要な意味を持ち、青春期の成長過程に深く関わっているとされている。

 

 

経済的インパクト

  1. 巨大消費市場
    推し活はグッズ、音楽・映像作品、イベント、コラボ商品などを中心に拡大し、すでに数千億円規模の市場を形成している。
  2. リピート性の高さ
    定期的な新曲やイベント開催、限定グッズ販売などにより「継続消費」が前提となるため、企業にとって安定収益源となっている。
  3. SNSによる拡散効果
    高校生を含む若者がSNSで推し活内容を発信することで、商品の情報が無料で宣伝され、購買意欲をさらに刺激している。

企業側の戦略

  • 限定コラボや期間限定アイテムで購買意欲を喚起
  • ファン同士の体験共有を軸にしたマーケティング展開
  • アイドルやアニメだけでなく、スポーツ選手やVTuberなど対象の多様化

全体の意味合い

  • 推し活は単なる若者文化ではなく、「日本経済の新たな消費エンジン」として企業も重要視している。特に熱狂的な少数層の支出が市場を押し上げる構造が際立っている。

 

 

旦那を応援して推し活すればいいのに。妥協して結婚した相手なら無理か

  • 既婚子持ちの女はみんな推し活してるよ。ただし旦那じゃなくて自分の子供よ。無限に愛と資金を注ぎ込めるし、お互いどちらか死ぬまで見て推していられるからどんな推し先より最強よ

 

 

2025年05月17日 Z世代の推し活は『消費しない』 月に1000円未満が最多

調査概要

  • SNS運用コンサルティング会社テテマーチが、Z世代(現役大学生・大学院生)の「推し活」が金銭感覚や情報行動に与える影響について調査。
  • 対象は「推し」がいると回答した全国の大学1年生~大学院2年生、インターネット調査、有効回答数350人(男性109人、女性241人)、調査期間は2025年03月12~13日。

主な調査結果

  • 推し活に使う時間:「週5時間未満」が63.1%で最多。
  • 推し活に使うお金:
    1. 「月1000円未満」が44.0%で最多。
    2. 「1000~3000円未満」20.3%
    3. 「3000~5000円未満」13.4%
  • テテマーチは「推し活=散財」というイメージとは異なり、時間とお金の使い方が多様化していると分析。

お金の使い道(推し活で惜しみなくお金を使う活動)

  • 1位:「イベントに参加する」40.9%
  • 2位:「公式グッズを買う」17.4%
  • 3位:「CD・DVDを買う」16.3%

情報収集手段

  • 全体の86.0%がSNSを活用。
  • ヘビー層(週10時間以上・月1万円以上推し活に費やす人)は「X(旧Twitter)」の利用率が95.5%と特に高い。
  • 他にも「Instagram」77.3%、「YouTube」54.5%、「TikTok」45.5%など複数SNSを併用する傾向。

分析・背景

  • 「推し活はハマると散財する」という従来のイメージに対し、Z世代では時間や金銭の使い方が多様化し、必ずしも多額の消費を伴わない傾向が強い。
  • SNSを中心に情報収集・交流を行い、無理のない範囲で推し活を楽しむスタイルが主流となっている。

まとめ

Z世代の推し活は「消費しない」傾向が強く、月1000円未満で楽しむ人が最多。情報収集や交流はSNS中心で、イベント参加やグッズ購入など、使い道も多様化している。従来の「推し活=散財」というイメージから変化し、無理なく推し活を楽しむスタイルが広がっていることが今回の調査で明らかになった。

 

 

旦那を「推し活」するとは?

「推し活」とは、アイドルやアニメキャラ、俳優など自分が好きな「推し」を応援する活動全般を指しますが、最近は「旦那(夫)を推し活する」という表現も見られます。これは、夫をアイドルやキャラクターのように「推し」として扱い、応援したり、良いところを見つけて楽しむという意味合いで使われています。

旦那を推し活するメリット

  • 日常の中で夫の良い面に意識的に目を向けることで、夫婦関係が前向きになる
  • 夫の行動や言動を「推しの尊いシーン」として楽しむことで、マンネリ解消や感謝の気持ちが生まれる
  • SNSや日記で「旦那推し活レポ」を発信することで、自己肯定感や夫への愛情が高まる
  • 実際、「普段見ている推しを自分の解釈や好きなシチュエーションで描くことで推しへの愛をさらに増幅させることができる」といった声もあり、夫を「既存の作品(夫)」として推し活するという楽しみ方も紹介されています。

具体的な「旦那推し活」の例

  • 夫の好きなところや頑張っている姿を写真に撮ってSNSで「推し活レポ」風に投稿する
  • 夫の誕生日や記念日に「推しの生誕祭」風のイベントを企画する
  • 夫の趣味や仕事を応援し、グッズ(ネクタイやハンカチなど)を「推しグッズ」としてプレゼントする
  • 夫の言動やしぐさを「尊い」「かわいい」と言葉にして伝える

注意点と夫婦関係への影響

  • 「推し活」は夫婦仲のスパイスにもなりますが、行き過ぎると「夫をアイドル扱いしすぎて現実とのギャップに不満が募る」「夫がプレッシャーを感じる」といった副作用もあります。また、夫を他の「推し」と比較して否定的な発言をすると、相手の自尊心を傷つけてしまうため注意が必要です。
  • 夫婦でお互いを「推し」として応援し合うことで、家庭内にポジティブな空気が生まれる一方、推し活のスタイルや頻度、価値観の違いが摩擦の原因になるケースもあるため、「無理せず、相手へのリスペクトを忘れない」ことが大切です。

まとめ

旦那を推し活することは、夫婦関係をより楽しく、前向きにするための新しい視点です。日常の中で夫の良いところを見つけて応援することで、夫婦の絆が深まる可能性があります。ただし、推し活は「ほどほどに」「現実とのバランスを大切に」楽しむのがポイントです。

 

 

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